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  • いまこそ読みとく 太平洋戦争史
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    満州事変からポツダム宣言受諾まで、数多くの戦いを年代順に解説し、戦局全体の中での位置づけを示します。アジア・太平洋全体を視野に入れながら解説するので、海軍の真珠湾攻撃よりも陸軍のマレー半島上陸の方が早かったとか、ミッドウェー海戦では5つの艦隊を西太平洋全域にわたって展開したため、1年分以上の石油を消費してしまい、その後の作戦行動に支障を来すようになったなど、戦争の全体像がつかめます。一方で、個々の戦闘においては日本艦隊が機動部隊と戦艦部隊とを別々に動かしていたのに対し、アメリカ艦隊は空母の周囲に戦艦などを配置する輪形陣で移動していたこと。太平洋諸島の攻防においては、日本が一島一島の防御を固めたのに対し、アメリカ軍は防御の手薄なところから攻めのぼってきたなど戦術の違いもよくわかります。 本書は日本とアメリカどちらの立場にも与せず、客観的な視点から史実を冷静に見つめ直します。これまで評論やドキュメント、あるいは小説などで太平洋戦争の断面を知る人たちとっても、数多くの示唆が得られることでしょう。

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ユーザーレビュー

  • いまこそ読みとく 太平洋戦争史

    Posted by ブクログ

    日本軍の銃弾の規格はバラバラ。前線の混乱時に使い物にならなかった。これは現代のプリンターのインクがものすごい種類で店頭に陳列されてるのを想起する2951

    大東亜戦争の概要が解りやすい良書。
    ただ、おわりの「何の罪もない兵士、国民」というのは、どうだろう。

    0
    2021年04月30日
  • いまこそ読みとく 太平洋戦争史

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争全体を理解するには良書。局地戦理解には個別のもので補足は必要だが、最低限で間違いない大局観は得られ、示唆、教訓に富んでいる。

    0
    2020年11月21日

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