すが秀実(「スガ」は糸へんに圭)の作品一覧
「すが秀実(「スガ」は糸へんに圭)」の「反原発の思想史 ──冷戦からフクシマへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「すが秀実(「スガ」は糸へんに圭)」の「反原発の思想史 ──冷戦からフクシマへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
反原発の思想史: 冷戦からフクシマへ (筑摩選書)
(和書)2012年04月13日 14:56
スガ 秀実 筑摩書房 2012年2月13日
すがひでみさんの新作と言うことで興味を持っていたのです。
面白い内容でした。毛沢東の誤読の意味がよく解らなかった?そこはあんまり興味を惹かれなかったからいいかと思った。
アナーキズムについて非常に分かり易く明確に指摘されていて参考になった。
アナーキズムにおけるクロポトキンの相互扶助について、アナーキズムにも右派と左派があるのですね。権藤成卿という右派のアナーキズムの社稷というものそれは天皇を中心とする相互扶助であるらしい。左派のアナーキズムとい
Posted by ブクログ
原発関連の本を読むと、何回もこの本が引用、紹介されていて、読まないわけにはいかない本だった。
難しいのではないかと思ったが、私なりに面白く読めた。2冊続けて、反原発の流れを書いた本を読んだからかもしれない。
どれだけ理解できたか怪しいのだが、最も目を開かされたことを書いておきたい。
脱原発と新自由主義は共犯の関係にある、という指摘だ。私以外の人には自明のことなのかもしれないが、そこまで考えたことはなかった。
日本で原発の増設が難しくなったからといって、これから発展しようとしている国に売りつけないでほしい、よくも自分の国で売れないものをよその国に売るよなあ、お願いだからやめてほしいと思ってい
Posted by ブクログ
原子力発電所は太陽電池と発電コストはあまり変わらない。あるいは、事故時のリスクが大きいので作るべきではない。という考え方は、原発を否定する考え方として筋が悪いのではないか、ということを反原発運動にかかわる人たちの思想的な出自を分析することで説明していこうとした本、だと読んだ。
じゃあ反原発の根拠としてどういうものが正しいのかということは書かれていない。私には読み取れなかった。
これまで、テクノロジーの導入に積極的な(原発推進派の)環境活動家はアメリカから来ていて、どちらかというと昔の生活に戻りましょうという感じの(原発反対派的) 環境活動家はヨーロッパから来ているものだと思い込んでいた。こ