ユンシンヨンの作品一覧
「ユンシンヨン」の「人類との遭遇 はじめて知るヒト誕生のドラマ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
普通の摂食としての食人はなかった。食人は儀式的なならわし。クール―病などたんぱくプリオン異常の原因となる。
ゴリラとチンパンジーの交尾戦略。
ゴリラは、あらかじめ序列を決めておく。メスの発情期に合わせて戦わなくてすむ。メスは楽。
チンパンジーは、メスの発情期が決まっていない。精子が多い。オスの精巣は類人猿のなかで最大。
ゴリラもチンパンジーも、だれが親かはわからない。子育てに手を掛けない。
メスの発情期がわからなければ、オスはいつも食べ物を運ぶ必要がある。
ラブジョイ説=セックスと食べ物の交換によって一夫一妻制が生まれた、とする説。その反対説が、人間は父親という文化的な役割をもつ、とする説=男性による創造妊娠現象=クーヴァード症候群。
大きな脳と狭い産道、二足歩行のためのジレンマ。人間は一人では子供を産めない=生まれてくることに高度な社会性を必要とする。
肉食は、最初は骨から始まった。
大人になって牛乳を飲めるようになってまだ1万年。
農業をするようになって、ビタミンÐが不足しがちになった。メラノサイトの活性が低くなって皮膚の色が薄くなった。
お腹が膨れるのは、栄養不足(たんぱく質不足)のせい。タワシオルコルという病気。
農業のおかげで、栄養不足、感染症に弱くなった。定住がはじまると、家畜が出現し、病原体が増えた。
農業が始まると死亡率は増えたが、それ以上に出生率が増えた。乳飲み子の間は妊娠できない。農業のおかげで、離乳食が増え、妊娠できるようになった。非農耕民族は3~4年母乳を与えて、出産間隔は4~5年。
犬歯は、オス同士の戦いで重要。オスとメスで犬歯の大きさが変わらないのは、オス同士の競争がない証拠。
直立歩行は腰や膝痛に悩まされた。
p207
Posted by ブクログ
こういった学問は自然人類学にジャンル分けされるらしい。
ジャケットからも”サルから人間への進化史”を学術的に描いた本かと思ったが、タイトルを読んでみると全然違う。
そこで読んでみたら…。
月刊誌に連載されたコラムを一つにまとめたもので、(一般向けなので)当然、学術的というより分かりやすく面白く書かれてある。
これを読む限り、私たちが子供の頃に習った人間はサルから進化して・・なんて単純な話ではないというのがよく分かって面白い。
何より、古臭いイメージの人類学が、遺伝子解析を元に、わずか指の骨の破片から性別・年齢・身長や、(生存していた)年代はおろか、どの人種の遺伝子を引いているかまで分かるという。
その結果、次々に人類史は塗り替えられていて、実はまだ直接の先祖すらよくわからないというのにはビックリ。
歴史というのは不動のもの、と思っているのは教科書の弊害かな。