作品一覧

  • 三姉妹とその友達
    5.0
    1巻1,562円 (税込)
    コミュニケーションの利便性を高度に追求した結果、人々は人間性を完全に喪失していた。二〇一二年七月、そのことを憂う口べたな四兄弟が立ちあがった。長兄は、多機能携帯電話を廃棄し、貝がらを耳にあてるよう訴える。そうすることで、人は心を静め、本来は聞き取れぬはずの声と交信することまで可能になり、それにより豊かな人間性を回復することができるというのだが……。ノスタルジィとリリシズムをたたえる福永信の最新作!
  • コロナ禍日記
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    二〇二〇年春、新型コロナウイルスの流行により激変した私たちの日常。感染者・死亡者は日に日に増加し、経済活動は停滞、コミュニケーションも制限された。この未知なる状況の中で、人々はどんな生活を送り、何を思ったのか? 作家、漫画家、ミュージシャン、店舗経営者......日本および世界各地で暮らす十七人が、コロナ禍数ヶ月の日々を記録した日記アンソロジー。

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ユーザーレビュー

  • 三姉妹とその友達

    Posted by ブクログ

    個人的には中原昌也・青木淳悟・福永信という芥川賞未受賞作家の三人こそが、ここしばらく日本文学の先頭を走っていると思っている。そんな福永信の最新作はもちろん問題作。

    「スマートフォンを海へ投げ捨て、貝がらを耳にあてろ!」という謎の帯文が、ふざけているようで実のところ中身のすべてであるという不条理小説の極み。しかし普通のストーリー小説ではないので、ネタバレとかそういう問題は一切ない。むしろここには、物語を語りながらも、物語とは別の面白さしかない。

    いや物語はここにも確かに存在するのだが、あるのはいわゆる物語の面白さではなく、それを意識的に破壊することによって発生する怪しい熱のようなものだ。ここ

    0
    2013年03月10日
  • コロナ禍日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    半分くらい読んだか。ちょっと読んで読めそうなのだけ読む。しんどいのはパスする。これがちゃんと読めるようになるにはやはり10年くらいはかかるのだろう。最近ようやく東日本大震災のものが読めるようになったのだから。

    0
    2023年01月17日
  • コロナ禍日記

    Posted by ブクログ

    ただただ日々の集積のみがここにある。
    自分の中で空白の期間になっていたものが、他人の日記を通して少しずつ埋められていく。
    この暮らしを無かったことにしてはならないと感じた。それぞれがそれぞれのやり方で戦い抜いた日々を忘れてはいけないと思った。

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    2022年10月08日
  • コロナ禍日記

    Posted by ブクログ

    コロナ禍をどうやって過ごしたのか。日記にすることで、日常の変化やそれに対する筆者や世間の反応の変遷が見えて面白かった。国や仕事によっての違いも興味深くて、その辺もっと幅広く知りたいと思った。

    苦しかった頃のことをいろいろと思い出して憂鬱な気持ちにもなったけれど、記録として大事な一冊になるでしょう。

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    2021年12月07日
  • コロナ禍日記

    Posted by ブクログ

    2020年8月に出されたものなんだけど、あの時、皆どんなことを思って生活していたのかが急に気になって、読んだ。(強いて言うなら、目当てはニコ•ニコルソンさんかな……)

    円城塔さんの日記では、高確率で同じ本を読んでいて、なんとなく辿っていっている思考のようなものにまで触れられた気がした。
    定期的に来る、母親からの父親一周忌お知らせメールは、笑っていいのかいけないやつなのか、ちょっと難しい。

    アメリカやヨーロッパに住んでいる日本人筆者の日記では、自分たちが急に差別の対象となったことへの気持ち悪い違和感が書かれていた。
    同時に、星野源のMVに対する怒りのコメントもかなりの割合で入っていることに、

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    2021年04月25日

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