ファリード・ザカリアの作品一覧
「ファリード・ザカリア」の「革命の時代」「パンデミック後の世界 10の教訓」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ファリード・ザカリア」の「革命の時代」「パンデミック後の世界 10の教訓」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
相変わらずザカリアの文章はとても面白い、確かに面白いのだが、今作はなんだかしっくり来ない。いくつか理由があるように思う。
本書では、オランダ、イギリス、フランス、アメリカの4つの革命を取り上げ、ここから何らかの示唆が出そうとする。ただ、その4つを取り上げた理由は判然としない。普通に考えればロシアか中国が入るべきではないか?ザカリアは、イギリスでは「ボトムアップ的変化」が成功した一方、フランス革命では急進的な「トップダウンの変革」が恐怖政治と混乱を生んだと対比するが、では日本の明治維新は何だったのかとも思う。
後半は、テクノロジーの進化やグローバリゼーションについて論じるが、特にテクノロジーにつ
Posted by ブクログ
新型コロナによるパンデミックが世界にもたらす影響とその意味合いを、社会的・経済的・政治的・歴史的な見地から紐解くとともに、パンデミック後を展望して世界が今後向かうべき方向性を示した一冊。
今日の世界各国はトリレンマ(どんなシステムであっても開放性・可変性・安定性のうち2つしか備えることができない)を抱えており、パンデミックは世界同時多発テロやリーマンショック同様、市場中心主義の限界と、それに過度に依存してきた米国の脆弱性や影響力の低下をより明白にする一方、マスク外交等で存在感を増す中国への警戒心から各国でポピュリズムや内向きの政策が優先され、近年縮小傾向にあった経済格差が再び拡大しつつある状
Posted by ブクログ
新型コロナウイルスの感染爆発がもたらすものとは? かねてより感染症対策の重要性を訴えてきたワシントン・ポスト紙のコラムニストが、“パンデミック後の世界”を見通す書籍。
今日、世界の国々は相互依存を強めている。そして情報革命により、財やサービス、文化など、あらゆることが高速で移動する。世界は開かれていて、急速に動いているため、必然的に不安定である。私たちは、そのリスクを意識し、危機に備え、社会にしなやかな回復力を持たせていく必要がある。
今回の危機にうまく対処した国には、台湾や韓国など小さな政府の国もあれば、ドイツやデンマークなど大きな政府の国もある。政府の大きさは重要ではなく、共通点は「有