デザインや福祉に対して今までのイメージと違う中身が知れた。
デザインとは意図的な企てを整理整頓すること。計画や意図に本質がある。
障がいは特別ではない。日本人の14人に1人は障害者。「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」二宮尊徳
「ある社会がその構成員の幾らかの人々を締め出すよう
...続きを読むな場合、それは弱く脆い社会である」1979年国際障害者年行動計画の一文
褒めて育てるは間違い。褒められて育った子は褒められるために頑張るようになる。褒めてくれる人に自ら進んで隷属しようとするようになる。褒める者は褒められる者より優位に立つことで上意下達の指導管理体制が完成する。「何かを為すときはそのこと自体がもたらす達成感こそが、その行動の原動力になる」褒めない代わりに共に喜ぶ。喜びかたにも注意が必要。こちらの喜び方次第で相手をコントロールすることも可能だから。
デカルト「森に迷い込んだ旅人」あちらへ行ったりこちらへ行ったりしてはいけない。一つの方向を定めてその方向に歩き続けるべきである。その方向を偶然選んだのであっても少々のことで変えてはいけない。その方向が望みの場所に導かず自分が別の場所へ連れて行かれる結果になるとしても、森の中を迷い歩いて抜けられぬよりはマシである。
デザイナーとは審美眼を備えた企画設計者であり、共同体のために仕事をする者。それは個人的なものではなく集団によってなされる。解決すべき問題に応じて職種の違う集団を組み、長い時間を共にしてゴールを目指す。
デザイナーをめざすなら、スケッチする能力、文書を書く能力、説明する能力を身につけるべき。スケッチは頭の中にあるイメージを外に解放する、自分をさらけ出すトレーニング。
仏教 願っても変えられないもの「三不能」と諦観
一つ目は前世の行いによる結果は変えることができない。
二つ目は縁のないものは導くことができない。
三つ目は人をはじめとして全ての生き物をもれなく救うことはできない。
「諦める」の原意は「明らかに究める」今目の前にあるご縁に身を委ねてみることを大切に。