ロジャー・ハンプソンの作品一覧

「ロジャー・ハンプソン」の「デジタル・エイプ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • デジタル・エイプ
    3.0
    1巻2,310円 (税込)
    「私たちが新たな道具をつくったのではない。新たな道具が私たちをつくり出したのだ」 デジタル機器によって、人間はどう変わっていくのか? AI、ロボット、スマホ、ウェブ、生物学、哲学、歴史、経済学……オックスフォード大学教授を務める英国トップクラスの人工知能研究者らが、膨大な知見から描き出す! ▼最高峰の研究者らが挑む「知」の冒険▼ 生まれたときから検索ツールに囲まれている世代にとって必要なスキルは、それ以前の世代とはまったく違う。 これまで最重要だとされてきた「記憶力」の意味は以前より薄くなり、IT機器が「外部の脳」のような役割を果たす。 人類の重要なサバイバルスキルのひとつだった「方向感覚」も備わっていない人間が増えていく。 そのような「デジタルなサル(デジタル・エイプ)」が多数派となり、テクノロジーがいっそう進化した時代。 そこには一体、どんな「問題」と「可能性」が存在するのか? 「世界最高峰の知性」が予測する、人類の未来。

ユーザーレビュー

  • デジタル・エイプ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現代のサルは「知能の加速装置」を体の外に作った。
    「ジャングルに住む大きなケモノ」=GAFAのような大企業が背後に忍び寄っている。

    エリートとマシンによる危機
    予期しないクラッシュの危機
    外部からの意図的な攻撃の危機

    今、ここから、の解放

    調理により、消化に費やすエネルギーを脳に

    遺伝よりも文化による情報伝達
     人類の遺伝的進化は終わった。

    ソーシャルマシン
     ウィキペディア、Facebook
     参加者が提供した情報と労力

    能力の拡張
     スマートスピーカー、音声認識、ロボット
     倫理問題なく要求を実現する
     
    Googleの1/3の活動はアイルランド。
    税率はわずか0.2%。
    リン

    0
    2019年10月14日
  • デジタル・エイプ

    Posted by ブクログ

    「初期人類と、同系統のすべての哺乳類とを決定的に分けるのは、「道具の使用」である」という。

    その人類が、近年さらに新しい道具を得た - 様々なデジタルツールだ。その道具は「スーパーチャージャー」として働く。著者は本書で、このスーパーチャージャーによって「今後100年間でどのように変わるかを詳しく見てみよう」というのである。

    言っていることはおかしなことではないのだが、いずれも浅い印象。ジュリアン・ジェインズ、リチャード・ドーキンス、ダニエル・デネット、などの名前を出すが、浅い使い方しかできていない。ハイテク進化による将来像を描かせるとよくこうなりがちなのかもしれない。シンギュラリティやAI

    0
    2019年07月21日

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