作品一覧

  • アジアに生きるイスラーム
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    つまり、中東だけじゃないってこと。 ASEAN人口の半分はムスリムって知っていますか? イスラームというと、一般的に中東や北アフリカの国々を思い浮かべる人が多い。だが実は、ムスリム人口の多い国の中でも上位を占めるのはアジアの国々だ。現在、世界で最もムスリム人口の多い国はなんとインドネシア。東南アジア諸国連合(ASEAN)人口の半分である約3億人がムスリムである。ヒンドゥーの国であるインドにも約1億8000万人のムスリムが住んでいる。 本書では、そんなアジアをフィールドにする13組15名の研究者が各専門地域を舞台に、その暮らしや文化に息づく「アジアのイスラーム」に実際に触れ、その欠片を集めてきている。多様性に富んだ「アジアに生きるイスラーム」を身近に感じるための一冊だ。 【執筆者一覧(50音順)】 石川和雅、、岩城考信、小河久志、香川めぐみ、日下部尚徳、久志本裕子、斎藤紋子、櫻田智恵、佐々木葉月、鈴木佑記、拓徹、中村沙絵、見市建、山田協太、渡邉暁子
  • アジアに生きるイスラーム

    Posted by ブクログ

    東南アジアの社会の様子というのは、国それぞれに多様で、なかなかイメージしづらい。この本は、イスラームがそれぞれの地域・社会でどのような存在であるのかを、具体的な町や農村、そしてそこに住む人々に即して、報告してくれている。文章は玉石混淆であるが、イスラームという視点から、東南アジアの様々な地域の事情を眺めているので、テーマもバラバラな地誌的記事の寄せ集めよりも、それなりにおもしろく読める。特にマレーシアのイスラームにおける都市と田舎の違い、およびSNS等の影響に関するレポートがおもしろかった。また終章の、中東としっかりつながっているインドネシアのイスラム過激派の動向やそれに対抗するイスラム穏健派

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    2018年07月24日

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