作品一覧

  • 数字を一つ思い浮かべろ
    3.5
    1巻1,119円 (税込)
    まるで手品のような謎、謎、謎。 思い浮かべた数字を的中させる殺人者。警察小説と本格ミステリの融合。 数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。658という数字を思い浮かべた男が同封されていた封筒を開くと、そこにあった数字は「658」! 数々の難事件を解決してきた退職刑事に持ち込まれた怪事は、手品めいた謎と奇怪な暗示に彩られた連続殺人に発展する。眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれる華麗なミステリ。

ユーザーレビュー

  • 数字を一つ思い浮かべろ

    Posted by ブクログ

    マジックのような話の謎解きが面白い。トリックは奇抜では無く、なるほど、相手にそう思わせることが大事なんだ、と納得。要は、マジックって、こういうことなんだ、と。心理描写も深くて、一気に読んだ。

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    2021年02月06日
  • 数字を一つ思い浮かべろ

    Posted by ブクログ

    「数字を一つ思い浮かべろ」(ジョン・ヴァードン : 浜野アキオ 訳)を読んだ。
    かなり本格的な謎解きミステリーです。
    と同時に、家族の愛と絆の再生の物語でもあるのだな、これが。
    とにかく面白い。
    犯人はかなり早い段階で察せられるのだけれどそのトリックについては『アッ!』でした。

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    2019年09月24日
  • 数字を一つ思い浮かべろ

    Posted by ブクログ

    確かに快作。読むのに非常に手間取ったが、最後は見事。
    夫婦感のモヤモヤなど、身につまされたりもした。

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    2019年05月25日
  • 数字を一つ思い浮かべろ

    Posted by ブクログ

    3.6

    冒頭からタイトルにもなっている出来事が起こり、一気にストーリーに引き込まれます!
    黒幕は、しっかりと読めば納得の黒幕…なのだろうけど、特に驚きはしなかったな。

    主人公の、奥さんとの関係や子供たちのことなど、事件と直接関係ない?事も味わいがあって良い!

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    2024年10月24日
  • 数字を一つ思い浮かべろ

    Posted by ブクログ

    本書は、深い問題を抱えた登場人物たちに驚くべき自己開示の瞬間を迫るという、絶妙なプロットのサスペンス小説である。

    ニューヨーク市警のトップ殺人捜査官を退職し、現在はニューヨーク州北部で妻のマドレーヌと新しい生活を始めたデイブ・ガーニー。

    「数字を一つ思い浮かべて見ろ!」

    そんな彼の元にこのような文面の手紙が何週間にも渡って届き続けたのだ。この手紙は、ガーニーにとって退職後のマンネリ化した日々に刺激を与えるものであった。しかし、ほどなくして大規模な連続殺人事件が発生し、ガーニーは捜査に巻き込まれることになる。手紙の主は、脅しと警告に満ちた韻を踏むのが好きで、証拠を残さず捜査陣をいつも煙に巻

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    2024年01月22日

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