ニコラス・オコネルの作品一覧
「ニコラス・オコネル」の「ヤマケイ文庫 ビヨンド・リスク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ニコラス・オコネル」の「ヤマケイ文庫 ビヨンド・リスク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
何故山に登るのか、哲学的な問いに対する答えがとても刺激的だった。もちろん人それぞれ異なってはいるが、運命そのものを受け入れるだけでなくて自分自身の経験、知識、体力、それらの総合の結果で掴み取った登攀劇であったと分かる。ただ無意識に足を動かして山に登るのではなく、その登攀に生き残る、やり切るための思考の息吹を感じる。
読んでいて特に面白いと感じたのは登山史についてだ。なかなかに歴史を紐解くのは難しいが、この一冊である程度の流れが掴める。あとはただ単に流れが分かるのではなくて、どう言う理由でその登攀があり、その結果どう言う結果になったのか、そしてそこから生み出されたものを知ることが出来るので、歴
Posted by ブクログ
なぜ山に登るのか?
山に登るって自分にとってどういうこと?
そんなことを考えるきっかけが欲しくて、手にとった本。
この本で紹介されている登山家、クライマーたちのインタビューの回答は素晴らしいものになっている。そりゃそうだ、たくさん登って、たくさん考えて、たくさん人にそれを伝えたんだから。
自分だって、好きなことくらい、持てる限りの言葉で、その気持ちを最大限に表現したいと常に思っている。が、思考する回数、時間、深さ、言葉、足りないものばかりだ。
ざっと思いつく限りだと、、、
・自由
・自分自身で決めることができる
・本当のことがそこにある(人間が作った架空の概念や思想、例えば会社、仕事、お金