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  • 変成譜 中世神仏習合の世界
    値引きあり
    4.0
    1巻1,116円 (税込)
    日本中世はその精神性を措いては理解できない。熊野巡礼、修験神楽、法華経注釈、天皇の即位灌頂……神仏習合の多彩な展開を一次資料から徹底的に解読し、そこに心身と世界のドラスティックな変革=「変成(へんじょう)」という壮大な宗教運動を見出した渾身作。中世という激動の新世界、その遠大な闇と強烈な光に、日本随一の宗教思想史研究者が迫る!

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  • 変成譜 中世神仏習合の世界

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    " 十津川の上流に玉置山という山がある。中世ではここに、子守御前や八大金剛童子などとともに三狐神が祀られていた。『玉置山権現縁起』は、「三狐神」とは「天狐・地狐・人狐」で熊野新宮の飛鳥を本拠とするとし、三狐神の本地は、極秘の口伝だと説く。
     興味を惹くのは、「日本国二十柱ノ王子在リ」として、十の天狐の名とその霊山の名が列挙されていることだが、それらは愛宕をはじめとしてすべてが「天狗」で知られた修験の霊山であった。ここでの「天狐(てんこ)」とは、いわゆる「天狗」の像容と重なりあっているのだ。" p.348

    " ここで想起されのは、かつて東寺に祀られていた「夜叉神」

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    2025年04月11日

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