作品一覧

  • 負けるための甲子園
    4.0
    1巻792円 (税込)
    きっと見つかる、大切なもの。 実業之日本社文庫GROW誕生!第1弾 愛と涙の青春の果てに―― 誰も知らない衝撃の奇跡。 第1回令和小説大賞選考委員特別賞受賞!! 目的は甲子園で負けること!? その裏に潜む驚愕の真実とは…… 甲子園の決勝戦。野球部のエースでピッチャーの筧啓人(かけいひろと)は失投からホームランを打たれ負けてしまう。だが、その見返りに彼は1000万円を手に入れていた! 不可解な失投を問いただしたキャッチャーの矢久原純平(やくはらじゅんぺい)は、啓人に怪しげな店へ連れて行かれる。啓人の目的は、とある「人間」を買いに来ることだった……!? 第1回令和小説大賞で選考委員特別賞受賞の超感動作! 【実業之日本社文庫GROWとは?】 GROW=成長。 自分らしく生きることを探し続けるあなたへのエール。 それが「実業之日本社文庫GROW」です。 この1冊が、あなたの心を育て、希望を与えてくれますように。
  • 終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年
    1.5
    1巻748円 (税込)
     はるか昔、空から落ちてきた異形の生物――星屑獣によって人類は地上を奪われ、生活の場は空に浮かぶ星浮島へと移った。  星屑獣と戦うには、彼らの核から作られた星輝剣と同調することが不可欠だった。しかし、地上を取り戻すと息巻く少年リュートにはその才能がなく、能力のない者を支持する人もいなかった。それでも、足掻き続けるリュートの前に一人の少女――カリナが降ってくる。 「星屑獣を倒して、星になる。どの星にも負けないくらい輝きたいの」  数少ない星輝剣の使い手だが、世間知らずな女の子のカリナ。二人の出会いを境に世界の運命が動き出す。彼女の本当の願いとは……?  星と魂の輝きが織りなすボーイミーツガール、開幕!
  • ピンポンラバー
    3.0
    1~3巻649~671円 (税込)
    卓球エリートが集う学園で頂点を目指す! かつて天才卓球少年と呼ばれた飛鳥翔星は、怪我のため卓球界から姿を消した。それから数年後、私立卓越学園の入学式に彼の姿があった。 そこは日本全国から集まった卓球エリートたちがひしめく最高峰の学園。翔星がこの学園に進学した目的は小学生時代に唯一敗北を喫した名も知らぬ少女を見つけ出し、そして勝利することにあった。 だが、入学初日にして彼は本物のエリートによる厳しい洗礼を受けることになる。 一年生最強の女子・白鳳院瑠璃に、怪我をしていた膝の弱点を見抜かれ、あっけなく敗北してしまう。敗北しうなだれる翔星に、瑠璃は「あなた、私のパートナーになりなさい」と告げる。彼女の目的は、才能のある彼とダブルスを組み、これまで一度も勝てたことのない相手、姉の紅亜を負かすことにあった。そして、その紅亜こそが、翔星が捜し求めていた、あの日の少女だったのだ。 学園最強女子・紅亜という共通の敵を倒すため、翔星と瑠璃は共闘関係を結ぶことになるのだが……。 その身を焦がすほどに卓球を愛し、すべてを捧げた少年の燃えるような青春。第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • アンチヒーロー【タテヨミ】第一話 ヒーローの表と裏
    無料あり
    -
    全25巻0~70円 (税込)
    ヒーロー。それは、人々の称賛を集め、世間から憧れの的となる存在。悪意ある異能力者を取り締まり、社会の安寧は彼らによって保たれているかのように思えた。  しかし、それは表の姿である。金、暴力、女、さらには薬物。名声と地位を利用し、裏で欲望を満たしているヒーローも少なくない。  そんな腐ったヒーローが蔓延る世の中で、彼らの悪事を咎める異能力者が一人いた。名は本郷カズヤ。ヒーローに父を殺され、妹を奪われた男である。カズヤは百年前に人々を恐怖に陥れた最強の異能力者――ヴァンパイア・ロードを取り込み、ヒーローの能力を消し去る力を得る。 「腐ったヒーロー共は俺が全員消してやる」  復讐を果たすため、そして妹のサヤを取り戻すため、カズヤはヒーローと戦い続ける。  これはヒーローを消し去るために生きている男の物語――。

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ユーザーレビュー

  • 負けるための甲子園

    Posted by ブクログ

    人間の欲望とそれに応じた対価との葛藤が描かれ、自分自身も簡単に欲しいものを手に入れるのではなく努力することが必要だと感じた。誰かのために犠牲になるのは自分にはいい話だと思うが相手にとっては後悔しかなく人はみんな支えあって生きているのだと改めて感じた。

    0
    2021年06月09日
  • 終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年

    Posted by ブクログ

    空から降ってくる星屑獣と人類が戦う世界。姉のような英雄を目指すリュートが、カリナと出会うことから始まるボーイミーツガール。
    帯にある通り、正に王道のセカイ系のボーイミーツガール。男の子は目の前の女の子を救うべし、という作者の主張を強く感じる作品でした。
    主人公がかなりめんどくさい、というかウザい性格をしているので、これを受け入れられるかどうかで評価が変わりそう。個人的には理性的な主人公のほうが好き。
    セカイ系の王道作品が好きな方や、作者の主張に共感できる方は是非。

    0
    2023年05月15日
  • 負けるための甲子園

    Posted by ブクログ

    彼女がいて⁉︎甲子園で優勝。現実に似合いそうなのは、元早稲田実業の「ハンカチ王子」くらいかな。
    二兎追うものは一兎も得ず。
    あと、この小説を読んであだち充の「タッチ」を思い出した。和人が達也で啓人が和也、そして美咲が南ちゃん。
    ところでこの小説を自分なりに例えるなら、ここに出てくるガイコツは優勝するために越えなければならない「壁」に象徴できる。
    そして、和人でいう「視力」や美咲でいう「記憶」などを失うくらいに心身を痛めつけなければ、つまり努力をしなければ越えられない「壁」。
    ただ、元高校球児で読書をたしなむ者からひとこと言わせてもらうと甲子園優勝より甲子園初出場を内容に取り上げたほうが臨場感が

    0
    2024年02月24日
  • ピンポンラバー

    Posted by ブクログ

    卓球のエリート校に,子供の頃に一度も勝てなかった相手を探しにきて始まるボーイミートガール.卓球をする様子が生き生きと描かれていて,試合はもちろん単なる会話にさへも勝負を持ち込むような勝つ気まんまんの学園モノ.面白かった.

    1
    2018年08月13日
  • 終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年

    ネタバレ 購入済み

    主人公への感情移入が難しい。生い立ちや過去の出来事等の理由があるのだろうとは思うけれど言動が二転三転する上に、はっきり言って好感の持てる性格ではない。
    ヒロイン含む周囲のキャラの主人公に対する評価への説明不足というか説得力の乏しさによる置いてけぼり感を強く感じてしまった。

    0
    2023年05月11日

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