作品一覧

  • アルハンブラ物語 上
    4.2
    1~2巻1,067~1,177円 (税込)
    グラナダの丘に今もその姿を残すアルハンブラ宮殿。アーヴィング(1783―1859)はアメリカ公使館書記官としてスペインに赴き、偶然の幸運からモーロ人の築いた城に滞在した。宮殿の華麗かつ荘厳な姿とそこに暮らした幻想的な日々が、処々に伝わるさまざまな物語を織りまぜて、詩情豊かに綴られる。(全2冊)

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ユーザーレビュー

  • アルハンブラ物語 下

    Posted by ブクログ

    アンダルシア旅行の読書として最高だった。
    上巻は著者の旅行記的な要素が強かったが、下巻は彼がアルハンブラとグラナダの住人達から採録した当地伝来の物語/伝説集といった感じ。グラナダの住人たちにとっては父祖の代から語り伝えられてきた数々の伝説は、日本に例えると平家落ち武者伝説や、源義経がモンゴルに渡った伝説のようなものか。ただ、アルハンブラというの城塞に積み重なる歴史の厚さを反映し、かつての為政者であるイスラム貴族モーロ人の財宝に関係する物語や、騎士の戦いや亡霊に関する物語が多かった。

    倹約家/働き者のご主人と浪費家/見栄っ張りの女房、下衆な隣人、強欲な司祭、子どもを管理下に置きたがる王様、恋に

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    2024年09月13日
  • アルハンブラ物語 下

    Posted by ブクログ

    読み終わってしまった。が、これは何度でも楽しめる類の本。下巻はアルハンブラそのものより、現地で見聞きした伝説や噂なんかの小話が多い。

    ああ、行ってみたい。
    しかし3年も住んでたっていう当時の事情もすごいなあ。

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    2022年08月16日
  • アルハンブラ物語 上

    Posted by ブクログ

    『アルハンブラの思い出』を聴きながら、遠いスペインの地グラナダのアルハンブラ宮殿に想いを馳せる。著者がアルハンブラ宮殿を訪れ幸運なことから主となり宮殿の歴史や逸話を語る紀行&滞在記。宮殿内の建物や広場の描写やまた挿し絵が素晴らしく、宮殿内の住人のエピソードも楽しいし、著者が言うように幻想的で魔法のかかった宮殿を歩いているようだった。ネットで宮殿の詳細を調べたり、埃をかぶった世界遺産のDVDを引っ張り出して観て、もう虜になっている。一度は訪れたい、というか行くよ。絶対に!下巻も楽しみだ。

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    2012年04月22日
  • アルハンブラ物語 上

    Posted by ブクログ

    久しぶりに岩波買った〜。憧れのアルハンブラ宮殿!という思いで手にとったけど、アルハンブラに行くまでの旅の様子だけでも非日常に心踊ります。鉄道でも車でも飛行機でもない移動は、それだけでかなりのあじわいがあるよね。

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    2011年10月18日
  • アルハンブラ物語 下

    Posted by ブクログ

    上巻より面白かった!!
    作者が出会った人たちとの交流や、彼らから聞いた伝説や噂話などが盛り沢山。グラナダに行きたいな〜。アルハンブラ宮殿に行ってみたいな〜。

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    2009年10月04日

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