ヘルマン・グンプの作品一覧
「ヘルマン・グンプ」の「GDPRガイドブック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ヘルマン・グンプ」の「GDPRガイドブック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
GDPR (General Data Protection Regulation)が2018年5月にヨーロッパで施行された。本書はもしかしたらこれは大変なことになるのではと注目を集めるGDPRについて解説したものだ。
「Regulation」とはEUの法制度の中では、「Opinion」、「Decision」、「Recommendation」、「Directive」よりも強いものであり、EU加盟国の国内法によらず適用されるものである。GDPRの内容が正確に理解されていないこともあるが、個人データの厳密な取り扱いを定めて、EU加盟国内に従業員や顧客がいれば例外あるが対象になり、制裁金による罰則も
Posted by ブクログ
単なるGDPRの解説書というよりは、具体的にEU加盟国で取り組んでいる対策事例を散りばめた「実践本」と言えます。
現時点では日本がGDPRの十分性認定に採択されるかどうかは定かではありません。仮に十分性が採択されたとしても、GPDRが規定する規則をガイドラインとして遵守することで、個人情報の活用においてアドバンテージが得られることには変わりないと思います。
本書にもありますが、GDPRにおける重要なキーワードは「技術的および組織的対応」です。これは、「セキュリティ対策」と「ガバナンスおよび教育」のことに他なりません。
データ社会の中でデータ主体の権利を保護しつつ、個人情報をビジネス競争力
Posted by ブクログ
もともとはEUデータ保護指令であったものが、2018/5/25にRegulationとして格上げされて施行されたGDPRの概要について説明する本。顧客や投資家は個人データを雑に扱うような企業を選ばなくなるため、GDPRの施行は10年に一度訪れるかどうかのオポチュニティとなり得ると冒頭から説明されており、新たな視点を得られた。GDPRは個人データの処理と移転に関する規則である。GDPRに違反しないようにするにはまずデータマッピングを行うことが有効である。これによりどこにEEA在住者の個人データがあって、対策を講じていくべきなのか理解できる。また本来的には設計段階からセキュリティやコンプライアンス