作品一覧

  • キャラ化するニッポン
    3.6
    1巻770円 (税込)
    「萌え」にはじまり、日本のキャラ化は進化するばかりである。現在ではコスプレ系ひとつとってみてもオタク・コスプレイヤー・ニート・引きこもり・ロリコンなどキャラの多様化はめざましい。懐かしいマンガやアニメのキャラクターからはじまり、ディズニーやキティなどキャラクター商品を80%以上の日本人が所有している。そして、あらためて驚くのは大人の所有率の高さだ──。

ユーザーレビュー

  • キャラ化するニッポン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦後、キャラクターが売れる時代になり、人間自体もキャラを演じるようになったことを書いている本。コミュニケーションの中でもキャラを演じることが果たしてよいことのだろうか?

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    2011年06月27日
  • キャラ化するニッポン

    Posted by ブクログ

    日本人が「仮想現実」とどのような関係にあるかを「キャラ」を通して解き明かす本
    最近の日本人は生身の現実よりもバーチャルな「仮想現実」にリアリティを感じる傾向が強い

    キャラクターの効能やら日本における位置づけは理解できるのだが、キャラが先行しすぎていて押し付けがましく強引に論理を組み立てている感じがする箇所があった

    一つ大いに共感できたところは、日本人のコミュニケーションの主体が「キャラ」であり、「キャラ」がなければその集団における居場所がないのも同然だと述べていることである

    自分の意見を述べたり、話し合いをしたりといった深い
    コミュニケーションよりも表層的なコミュニケーションを取るほうが

    0
    2011年01月19日
  • キャラ化するニッポン

    Posted by ブクログ

    物事をリアルで捉えるのではなく、それを記号化したもの=キャラとして接する人が増えている。というよりも日本社会全体がその傾向が強いと著者は訴えている。キャラクターグッズというものが潜在的に抱えている意味までは理解でき内面もあるが、なかなか興味深い一冊。

    0
    2009年10月04日
  • キャラ化するニッポン

    Posted by ブクログ

    蛯原友里が「蛯原友里」と「エビちゃん」を使い分けているという説明だけで言いたいことはわかった。それに自覚的であり、われわれもそれをわかったうえで話しているという意味で、一般化されてきているわけね。

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    2009年10月04日
  • キャラ化するニッポン

    Posted by ブクログ

    前半のキャラクター分析(日本人とキャラクターの関係など)は面白かったが、今の時代に読むにはちょっと古すぎた。

    0
    2021年03月24日

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