古谷謙一の作品一覧
「古谷謙一」の「ドロ刑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「古谷謙一」の「ドロ刑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今現在、どれくらいの、警察系の漫画が世にあるのか、それは浅学な私には分かりかねる
ただ、一漫画読みとして、断固たる自信を込めて言えるのは、この『ドロ刑』は、確実に上位に入れる作品だってこと
こうやって書くと、『ドロ刑』が、この(4)で完結してしまった、と誤解されてしまうかもしれないな
安心してほしい、まだ、週刊ヤングジャンプで大好評連載中である。順位までは、さすがに分からないが、質が安定しているので、毎週ベスト5には入っているんじゃないだろうか、そう、ファンとしちゃ推測している
刑事と泥棒のバディ、ありそうでなさそう、そのあやふやさが面白さを強くしているのは、ほとんどのファンが認めている所だろう
その上で、あえて、私はコミカルさとシリアスさのバランスが良い、と言いたい
正確に言えば、順番がよく考えてある、だろうか
コミカルな表現や、アグレッシブな動きで、読み手を笑わせ、無意識に油断してしまった所に、刑事と泥棒の間に、真実の絆は芽生えないのか、そんな不安が滲む、シリアスな展開をブチ込んでくるのだ、福田先生は
攻撃の組み立て方が、非常に、よく考えてある
まだまだ、遠く及ばないだろうが、『銀魂』の空知英秋先生に似た才能を感じる事はある、私的に
もちろん、福田先生は画力やストーリーを考えるセンス、キャラを暴走させない制御力も優れている
これからも、福田先生の、どこから、いつ、飛んでくるか、分からぬ強烈な一撃に無様なKOを奪われないように注意しつつ、楽しんでいきたい
この(4)もグッと来るシリーズばかりだが、個人的に一推しなのが、靴泥棒編
福田先生、このシリーズを描く為に、色々と勉強したんだろうな、と感じられるシリーズなのだが、同時に、班目刑事の男前っぷりも光っている
確かに、武骨で朴念仁だけど、下心抜きで、いつも全力で、相手の事を想って行動できる裏表のなさは、確実に、女性のハートを射抜く
しかし、ただ、それだけじゃ、お勧めとは言えない
どこが面白いかって、跪いた班目刑事が靴泥棒の男に、オープントゥのハイヒールを履かせるくだり
誰得の絵面だ、と思うくらいに、インパクトがある
週刊ヤングジャンプで読んでいた時にも、つい、噴き出してしまったってのに、この(4)でも、やられてしまった
しかし、班目刑事ほど、良い男にハイヒールを履かせてもらえるとなりゃ、私もトキめいちまうかもしれん
この台詞を引用に選んだのは、確かに、と頷けるだけの説得力があるので
物の言い方は手厳しいけど、間違っちゃいない
人が使ってこその道具、道具の便利さに人が振り回され、真価を発揮させてやれないようじゃ、笑い話にもならない
班目刑事なら、自分の期待に応えてくれる、と疑っていないからこそ、ハルトさんは遠慮なく、彼を囮に使えたんだろうな
こういうクレバーさは、私も見習いたいなぁ
「まぁ、『馬鹿とはさみは使いよう』ってね」(byハルトさん)
Posted by ブクログ
神速でドラマ化するだけあって、今、週刊ヤングジャンプで、『バトゥーキ』に負けないくらい、毎週、楽しみにしている作品
まぁ、ぶっちゃけ、私はドラマ、観ないんですけど
もちろん、最初は観る気でいたんですけどね、班目刑事に中島健人さん、ハルトさんに遠藤憲一さんが起用されたと知って、それに違和感を抱き、そのまま、ドラマを観たら、ダメだった
原作と違い過ぎたわ
漫画は漫画、ドラマはドラマ、それぞれの面白さがあると思えばいい、それはそうなんですが、私には、それが厳しい
作品に因りますけど、原作には忠実に作って欲しいタイプなんだよな、私
ダイナミックなアクションシーンは、それが出来る人にやってほしいんですよね
遠藤憲一さんの煙鴉は兎も角にしても、班目刑事は、もっと暑苦しい方が良かった。なおかつ、もっと、筋肉が実戦的についている俳優さんにやってほしかったんですよ。それこそ、仮面ライダーやスーパー戦隊を経験している人に
なので、私は、これ以上、ダメージを受ける前に、ドラマを観ない事に決めた
その程度の違いが受け入れられないなんて、自分でも狭量だとは思うんだが、つまらない、と思いながら見ていたら、時間の無駄にしかならないし、キャストの皆さんにも失礼だ。何より、福田先生への侮辱に繋がってしまう
ファンとして断言したいが、漫画の方は、(1)より面白くなっている
事件の複雑さ、犯人の抱えている心の闇、それにぶつかっていく班目刑事の愚直さに力強さ、そんな彼をからかいつつ、妙手を打ってくる煙鴉のコンビネーションがパワーアップしている
先の巻を買って、次巻を買うべきか、迷っている人がいるなら、ぜひ、買うべき。決して、損はない
また、ストーリーが面白いだけでなく、日常的に役立ち、なおかつ、気を付けるべき防犯テクニックも、解かりやすく教えてくれている
警察から表彰状を貰っても不思議じゃないくらい、防犯意識の向上に尽力している作品だ、と私は感じてる
どの回も面白い。その中で、私が、この(2)でお勧めしたいのは、ネットに生まれた底なし沼にはまり、抜け出せなくなってしまった、どこにでもいる主婦の無自覚、しかも、純粋な善意で繰り返されていた窃盗事件が解決される、Episode.10「ドロ刑として」だ
ゾッとしないってのもお勧め理由だが、ハルトさんに、すべき事をすればいい、と発破をかけられた班目刑事が、誰も傷付き過ぎない幕引きへ持って行ったってのもグッと来た
こういう感じで、信頼関係が深まるのって、個人的に好きなんだ
この台詞を引用に選んだのは、的は射ているか、と納得できたので
気配の無さ、それを盗みに使っていたのは、才能の悪用ではあるけれど、自分の特性を自覚し、それを何になら活かせるか、考えて行動したのは事実
コンプレックスは、確かに人の枷になるかもしれない。けれど、見方を変えた時、コンプレックスは長所になり、自分を一つ上のステージへ登る階段、もしくは、違う世界に連れていってくれる扉になる
部活や大学、仕事など、自分には何が向いているのか、それを決断するべき時は、長所や得意分野よりも、まずは、自分の苦手を把握してからの方がいいかもしれないな