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ユーザーレビュー

  • 裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか

    Posted by ブクログ

    トロさんの裁判傍聴エッセイを読んだのが2015年。その頃には裁判員裁判が始まっていた。本書は、その裁判員裁判を想定した弁護士との掛合い問答だ。私も何年か前に裁判員候補者名簿に記載されたとの通知をもらったことがあって、とても身近な問題として読み進められた。2009年に施行された裁判員制度は大きな問題もなく、また日本人気質に合ったのか定着したと言える。殺人事件の裁判では、死刑という重い判断(評決)を迫られるかもしれない。その時、自分だったらどうする? 裁判員裁判の副読本として最適な一冊と言えるのではないか。

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    2023年08月05日
  • 裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか

    Posted by ブクログ

     前2作のような、くすっとほろりとほっこりな傍聴記ではなく、とても重い一冊でした。元は2009年ですので、裁判員制度施行を目前に控えた模試が題材となっています。その模試、様々なジャンルが出題されているのですが、その中でも重かったのは「死刑」という量刑を考えなくてはいけない、「問題」。

     と、まずお伝えしておくと、私は「死刑制度」は必要(悪)だと考えています。

     「将来、一瞬でも悔恨する可能性があるのならばそれを奪ってはならない」とか、「そもそも人が人を裁くのは傲慢だとか」といった死刑反対論も、理解はできます。

     本書の中でも「欧米では軒並み死刑が廃止されている」ので「文明先進国」、その動

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    2012年12月16日
  • 裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか

    Posted by ブクログ

    もしもある日「裁判員」に指名されたら…
    その制度が施行された時には漠然と考えたりしたが、
    最近では重大事件が起きても、その事件の顛末の報道がされなくなれば
    その後の裁判まで考えることはほとんど無い。
    自分が量刑を下さなければならない日が来ることなど皆無に等しい。
    そう思い込んでいる。のは私だけ???
    裁判傍聴に長けた筆者でさえ頭を抱える案件に、自分ならどんな量刑を下すか。
    「その日」が来ないと思いつつもトレーニング(当事者には失礼だが…)入門編として一読してみたらどうだろうか。

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    2013年01月26日
  • 裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか

    Posted by ブクログ

    これまでのシリーズはは裁判の傍聴記録という感じ。
    今回は裁判員制度導入もあり、「あなたならどう裁く?」といった形式。

    いつかは自分も裁判員が当選する。
    そう考えると他人事ではない。

    考えさせられる事例満載だった。

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    2013年01月14日
  • 裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか

    Posted by ブクログ

    裁判員に選ばれたと仮定した想定問題と北尾トロ回答及び出題者の弁護士の回答集

    自分でも判決を考えたながら読んだけど、ほとんどが二人の求刑以上か同じだった
    一般庶民の感覚からしたら、事件に関わるという事自体想定の範囲外なので、どうしても厳罰化の流れになってしまうのでしょうなぁ

    個人的に思うことは現状の裁判では刑が軽すぎる
    極端な事を言えば、人一人殺したら、人一人の命で償うのが等価だと思う
    「情状酌量って意味あるのか?」って感じの事を思ってたけど
    加害者が虐待を受けてたとか、そんなケースは確かに情状酌量の余地があるなぁとか思い直した
    あと、介護疲れの嘱託殺人とかもね

    まぁ、ケースバイケースなん

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    2014年12月06日

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