面白かった。とにかく興味深い本であることには間違いなし。お薦め!
海外に在住する日本人20人による所感。ビッグマックMセットや映画館の一般席の大人通常料金、新聞等、同じモノの値段を比較しており、興味深かった。ビッグマックMセットは、大体どこの国でも値段は変わらないんだね。そして日本の奢侈品の価格が
...続きを読む高いこと、高いこと。書籍も映画も、教養に関するものなのに娯楽とみなされるものは高いなーw
一読した限りだと、日本は社会保障に比べ税金が安いのかな。所得のある人からもっと出してもらうとか。なんでもお上に頼むのではなく、地域コミュニティなど人々が自主的に動ける場をつくる、とか。
特に興味深かったのは、二重価格。富裕層向けとそうでない者向けと、必需品でも物が分かれている。まとめ買いの方が日本では安いが、そうでない国もあることに驚いた。量が多いセットは包装も豪華で値が張るんですって!
日本に住んで日本語を浴びていると、外国というものがまったくの射程外となる。政治にしろ経済にしろ、今なら自民党と民主党という狭い国内での争いに終始しているけれど、海外はどうなんだと。もっと目を外へ向けた方がいいのかもしれない。迷惑な隣人でなく、そこに生活する人々のいる国、という意味で。