作品一覧

  • 小学館世界J文学館 サラムラの冒険
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    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 夜しか知らない少女と、昼しか知らない少年が出会ったとき…。 サラムラはてんとう虫飼いの少年。てんとう虫を使って天気予報をさせるのが仕事だった。ある日、サラムラは蛍飼いの少女、バイアと出会う。サラムラは、夜にだけ暮らしていたバイアに、「昼を見せてあげる」と約束する。ところが次の日、バイアは何者かにさらわれてしまう。バイアを探し、助け出そう! サラムラの冒険が始まった! ジョージアでよく知られた名作児童文学を、初めて翻訳! ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 小学館世界J文学館 カトーレンの王
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    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 王にふさわしいのは誰? オランダの政治家が書いた社会派物語。 50年ものあいだ国を治めていたカトーレン国の王が死んだ。王の死後、次の王は即位せず、6人の大臣が政治を行っていた。王が死んだ日に生まれた少年、スタッハは、17歳になったとき、ある決意をする。「ぼくがカトーレン国の王になる!」 大臣たちは、そんなスタッハに王になるための試練として7つの任務を課す。「デシベル市の、大群の鳥の金切り声を終わらせろ」「ブキノーハラ市の、落ちると爆発するザクロの木を切りたおせ」「スモーク市の、7つの頭を持つドラゴンをたおせ」…どれもこれも困難な課題ばかり。はたしてスタッハは、任務をクリアしてカトーレンの王になれるのだろうか?  オランダの副首相を務めた政治家・児童文学者のヤン・テルラウが書いた社会派児童文学が、初めて日本語になって登場! ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • つくえの下のとおい国
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    おじいちゃんの書斎の机は「トホウ・モナイ国」とつながっていた! 現代児童文学界をリードする作家の一人、石井睦美が手がける本格童話作品。幼い姉妹を主人公に、おじいちゃんの書斎という身近な場所からファンタジーの世界が広がっていきます。それは、荒唐無稽なようでいて、どこかで見たことのあるような世界。なつかしくて新しい、現代の「不思議の国のアリス」のようなファンタジー童話です。
  • そなえあればうれしいな ラビントットと空の魚 [第二話]
    -
    1巻1,320円 (税込)
    魚が空を飛び、鳥は地中を泳ぐ不思議な世界。鰯とりの少年漁師ラビントットは、鰹釣りをめぐる大冒険も一段落し、穏やかな生活を再開しようとします。ところがそこへ、あいついで厄介な居候が現れました。超マイペースのラッコと生意気なタコの坊やに引っかき回され、日々の暮らしはしっちゃかめっちゃか。迷子だと知れたタコの子を、ラビントットはなんとか故郷に帰そうとするのですが……。異色のファンタジー、シリーズ第二作。

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  • くれない月のなぞ ラビントットと空の魚 [第三話]
    -
    1巻1,430円 (税込)
    魚が空を飛び、鳥は地中を泳ぐ不思議な世界を描くファンタジー・シリーズ第三話。鰯とりの少年漁師ラビントットは、森からやってきた鮭漁師の一家と新しい同居生活を始めます。一家がまるひと月「夏眠」に入ってしまう間に、ラビントットはひとりで、くれない月にことごとく姿を消す魚の謎に迫る旅をするのですが、その行き先はなんと月なのでした! 自然との、未来と希望のある共生をテーマに展開する、破天荒で優しい物語。

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  • 鰹のたんぽぽ釣り ラビントットと空の魚 [第一話]
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    魚が空を飛び、鳥は地中を泳ぐ不思議な世界。耳長族の少年ラビントットは、父親の跡を継いで一人前の漁師になろうと山へ修業に出ますが、高いところが怖くて親方のもとを逃げだし、今は鰯漁をしながらのひとり暮らし。ある日、お得意先のタバスコ村から結婚式のお祝い用にと「大きな魚」の注文を受けてしまい、なんとか鰹を釣り落とそうと苦心するのですが、これが一筋縄ではいきません……。異色のファンタジー、シリーズ第一作。

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  • 森ぬすっとの村 ラビントットと空の魚 [第四話]
    -
    1巻1,540円 (税込)
    魚が空を飛ぶ不思議な世界をユーモアたっぷりに描くファンタジー、待望の第四弾! 耳長族の漁師の少年ラビントットは、故郷への旅の途中で、大平原を通ります。もとは豊かな森だったはずなのに、なぜ荒れ果ててしまったのか? 謎めいたこの地でラビントットが出会うのは、さぎ師の一家に、言葉が通じない部族、そして森の賢者・・・・・・真相に近づくラビントットが知ったのは、自分のルーツにもつながる、驚きの歴史でした。

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  • 父さんと、母さんと、ぼく ラビントットと空の魚 [第五話]
    -
    1巻1,540円 (税込)
    魚が空を飛ぶ不思議な世界を描くファンタジー、最終巻! 耳長族の漁師の少年ラビントットは、故郷への旅の途中、「イトマキエイにおそわれた人がいる」と聞き、急遽月見山に向かいます。エイの怒りを鎮め、親方や父と再会をはたしましたが、耳長族同士の争いの歴史を初めて知ることになりました。なぜ人の心に差別や憎しみが生まれるのか……。亡き母の家族に会い、過去と向き合ったラビントットは自分の道を選び、歩き始めます。

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ユーザーレビュー

  • 鰹のたんぽぽ釣り ラビントットと空の魚 [第一話]

    Posted by ブクログ

    完全な架空世界を舞台にしたファンタジー。ますむらひろしさんのアタゴオルシリーズのように、現実世界とは繋がりのない異世界設定なので、「物語」を読み慣れていて、なおかつ世界観が肌に合わないと、ちょっとしんどいかも。でもはハマってしまえばとても楽しく読める話だと思います。
    魚が空を飛び、土中には鳥が住む不思議な世界で空に釣り針を放り漁をする主人公、ラビントットの冒険。メインの獲物は鰹と鰯です。イカは獲物ではありません。

    0
    2014年06月20日
  • 鰹のたんぽぽ釣り ラビントットと空の魚 [第一話]

    Posted by ブクログ

    ラビントットは鰯専門の漁師。高いところが苦手なので、大物は取れません。けれど、お得意先の村の人たちから、結婚式用に大物をと頼まれて、色々と知恵を巡らせますが…

    こう書くと「どういうこと?」と思いますよね。この世界では魚は空を飛んで生きているのです(ちなみに鳥は地中を泳ぎます)。こんな不思議な世界ですが、魚の生態やこの世界に生きる人々の文化が細部まで書かれていているので、その不思議な世界が読んでいると目の前に広がってきます。また、ラビントットが困った時に「手元にあるものでなんとかしよう」と考える姿、漁師としての自然への畏敬の念のようなものもまた、物語としてより深みを増しています。ちょっと小学生

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    2013年05月23日
  • つくえの下のとおい国

    Posted by ブクログ

    2年教科書掲載本

    2年生で読める子は、相当読書好きな子でしょう。

    設定は悪くないけど、「ヒョエー」が多いことや、説明調の語りが共感しにくい。

    0
    2020年11月28日

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