伊藤誠の作品一覧
「伊藤誠」の「舞弥」「兎~野性の闘牌~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊藤誠」の「舞弥」「兎~野性の闘牌~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
『兎―野性の闘牌』、『舞弥』』、『鴉』などの作品を手がける。
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Posted by ブクログ
今年の春に亡くなった故伊藤誠による『資本論』のエッセンスを解説した本。宇野弘蔵独自のマルクス解釈を展開した、いわゆる宇野派を継承した著者は、『資本論』を従来のマルクス・レーニン派と異なる立場で読み解く。宇野派の立場としては、社会主義、共産主義の要素を抜きにして、マルクスの資本主義分析に力点を置く立場である。それは、資本主義の構造分析に注視する考えである。
本書では、第3巻から成る『資本論』の要点を取り上げて、引用した箇所を丁寧に解説してくれる。この解説は『資本論』という抽象的かつ難解な本文をかみ砕いて、しかも、現代で発生する資本主義社会の問題点をピックアップして、現代人が当然だと考えることが、実は資本主義社会の論理に飲み込まれているのかを、読みながら実感できるのではないかと思う。
今回、『資本論』を事前に読んだ直後に本書を読んだが、なぜ『資本論』が大抵の人にとって、第1巻を読むだけで十分なのかなんとなく理解できた。著者が本書の後半で繰り返し言及するが、第2巻と第3巻の本文は不明瞭なところが多く、専門家によって、解釈が大幅に分かれるのだという。実際、マルクスが直接執筆したのは全3巻のうち、最初の1巻のみであり、2巻以降はマルクスが遺した草稿を、エンゲルスが長年かけて、それらを適宜修正してようやく刊行した。その背景をふまえると、たしかに本文の解釈が曖昧になるのも無理のない話である。
それにしても、貨幣の物神崇拝とは資本主義社会において特に恐ろしいものである。かつてお互いの合意がなければ成立しなかった物々交換の時代と異なり、富の絶対的存在というべき貨幣は、市場経済においてはあらゆる物と交換できる性質を帯びる。それゆえに、人々はその絶対的な力を持つ貨幣に魅了され、人間が貨幣という特殊な物に支配されるのは何とも不思議である。歴史的にみて、このような人類のうちのほんの数百年にすぎないが、現代人が何となく生活を送るだけでは、そのような思考にはまるのは当然であろう。
今から150年ほど前に刊行した本であるのにもかかわらず、またソ連崩壊によるマルクス経済学の凋落が起きたにもかかわらず、今もなお資本主義の仕組みを考察するさいに参考となることが本書全体から伝わってくる。マルクス、宇野弘蔵、さらに著者が生涯をかけて資本主義社会とは何か、という命題に立ち向かった姿勢が今回の本からよくわかる。
Posted by ブクログ
高校生代打ち集団「ZOO」動物の名を
コードネームにし若さ故の感性でのし上がってきた。
そんな彼らの生死をかけた麻雀バトルが始まる・・・
麻雀マンガはよく読むほうではないが、
ツキを全面に出さない理論派タイプもあれば
運が全面にでたこんなん実際ねーよと
いいたくなるようなタイプもあると思う。
まあ見てるほうは気持ちいいかもしれないが。
このマンガは後者でそれぞれが色染めや
速攻というような特殊能力を持っている。
で、主人公の兎は振り込まないという逃げ腰なれど
ある意味最強な能力を持って自身の成長とともに
強くなっていく様は見ていて楽しい。
麻雀マンガなどともすれば親父臭いキャラ満載だろうが
このマンガは高校生メインということで絵も
あっさりしてなおかつ美形な感じ。
まあ普通じゃない高校生の集まりということで
ぶっちゃけ高校生には見えないんだけどね。
シャモアやフェネックの天才ぶりの描写とかは
結構好き。ヒロイン的なユキヒョウには
正直あまり魅力を感じないがなあ。
敵サイドも魅力的な人が多く渋オヤジファンにも
いいかも。高校生代打ちというぶっとんだ設定を
よく生かしているとは思う。