クレイグ・オリヴァーの作品一覧
「クレイグ・オリヴァー」の「ブレグジット秘録~英国がEU離脱という「悪魔」を解き放つまで~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「クレイグ・オリヴァー」の「ブレグジット秘録~英国がEU離脱という「悪魔」を解き放つまで~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[真に問われたものは]欧州だけでなく世界に衝撃を与えた2016年6月のEU離脱を問う英国での国民投票。その内幕を首相側近の立場から目にした人物が記す回顧録です。著者は,キャメロン政権の首相付政務広報官を務めたクレイグ・オリヴァー。訳者は,渡英を経て翻訳業に従事するようになった江口泰子。原題は,『Unleashing Demons: The Inside Story of Brexit』。
目まぐるしく動いた国民投票の実情を知る上ではもちろんのこと,英国政府とメディアとの関係を理解するためには避けて通ることのできない作品。国民投票をめぐる残留派と離脱派のマスメディアにおける「空中戦」が生々しく
Posted by ブクログ
ブレグジット関係の本、日本人が書いているものもありますが、やはり英国人、しかもキャメロン首相の側近が書いた本と言うことで、本書を手に取りましたが期待以上に面白かったです。著者がキャメロン側の人間というバイアスはありながらも、登場人物のキャラクター描写など非常に興味深く読みました。シェークスピアが生きていたら絶対戯曲化していたと思います(現代の誰かが劇にしてシェークスピア劇場でやってほしいです)。現首相のテリーザ・メイがいかに狡猾で国民投票前は表舞台にほとんど出ないという作戦をとっていたことや、ボリス・ジョンソンという道化師の存在、そして本書の中では真の悪役としてのマイケル・ゴーブがいます。また
Posted by ブクログ
タイトルからして離脱派に対してまだまだ感情的。闘ってる当事者の書いた本だからメディアの反応に短絡的に一喜一憂している感はある。
長すぎて本が重たかったが、政治家が失言したり、プライバシーを荒らされたり、開き直って有権者に私生活に干渉したことを気づかせたり、の細かい描写は価値があった。
以下引用)
そもそもこのような重要な問題をじっくり議論するために、庶民院議員が存在するのではないか
さらに致命的だったのは、政治への関心を失い、幻滅し、2015年の総選挙では投票しなかった―おそらくもう何年も投票所へは足を運んでいない―300万人近い有権者は今回も投票しないはずだ、と私たちが勝手に決めつけてい