オリソン・マーデンの作品一覧
「オリソン・マーデン」の「最高の人生を約束する 自分の磨き方」「自分の限界を飛び越えるマインド・セッティング」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
朝起きた時、「今日1日が人生最後の日であっても、悔いがないように生きよう」と誓い、
夜は、「今日はこんな充実した1日だった。素晴らしい1日だった」と思いながら眠りにつきたい。
一日一生。
□幸せな暮らしを日々の責務にする
普段奴隷のように働き、たまに休日を楽しめばよいという考え方は完全に間違っている。毎日喜びにあふれた暮らしをすることが大切だ。
□幸せを手に入れる唯一の方法は、誠実な気持ちで社会の役に立つ生き方をすることである。それ以外の生き方では人間は幸せになれない。
□人生で成功している人たちは、いつも明るくて、希望に溢れ、笑みを浮かべて仕事に取り組み、どんなに辛いことでも楽しいことと同じように立ち向かってチャンスを活かす。
□義務を先延ばしにしない
面倒な義務を先延ばしにする習慣は、心労の原因になり、多くの不幸を生み出してきた。ほとんどの課題はすぐにとにかかれば予想していたよりも、簡単にやり遂げることができる。しかも大抵の場合、それによって得られる充実感は、それをするときに経験する困難を補って余りある。
□利他の心を養う
□豊かな未来を切り開きたいなら、「今日有意義なものにする」と誓う必要がある。朝起きた時から夜寝るまで、1日の中で何度も「今日を有意義なものにするために、時間を最大限に活用しよう」と自分に言い聞かせるべきだ。
Posted by ブクログ
あらすじ
19世紀末から20世紀初頭にかけて数多くの成功者を取材・分析し、カーネギーらと並び近代成功哲学を確立したオリソン・マーデンによる自己修養の古典的名著。本書が説く真の成功とは、単なる富や名声の獲得ではなく、「いかなる境遇にあっても自らの内面を鍛え、品格(人格)を最高度に高めること」にある。「困難を自己成長の絶好の機会と捉える」「自分の仕事に全知全能を傾けて一流の誇りを持つ」「他者への誠実さと親切を惜しまない」「愚痴や言い訳を断ち切り、自らの運命の支配者となる」など、時代を超えて通用する人間の「芯」を築くための実践哲学を、平易で格調高い言葉で説き明かす。
所感・深掘り
小手先のテクニックや手っ取り早い成功法則が溢れる現代だからこそ、人間の本質的な器と品格を真正面から鍛え上げる本書の骨太な言葉が、胸の奥深くに重くまっすぐ突き刺さる名著だった。
特に深く腑に落ちたのは、「境遇が人間をつくるのではなく、人間が境遇をつくるのだ」という自己責任の覚悟である。思い通りにならない環境、理不尽なトラブル、あるいは他人の言動に不満を漏らし、言い訳を並べるのは容易い。しかし、外側の出来事に心を乱されていては、自らの人生の主導権を他人に明け渡しているに等しい。いかなる逆境に立たされても、「この状況で自分はどう振る舞い、どう最善を尽くすか」と自問し、自らの背筋を正して一歩を踏み出す。この不動の自己規律と精神の自立こそが、人を真に強くするのだと痛感した。
また、「目の前の平凡な仕事に全霊を注ぎ、自らを磨く砥石にする」という凡事徹底の姿勢も心に染みる。誰も見ていない場面での身の処し方、日々の細やかな所作、道具の手入れ、約束の遵守といった足元の誠実さの積み重ねこそが、その人の「人間的な重み」となって外へ滲み出る。リーダーや指導者が他者を導く力は、権力や肩書からではなく、日々の生き方そのものが放つ真摯な空気から生まれる。人を動かそうと外に働きかける前に、まず自らの内面を磨き続けることの大切さを再認識した。
環境や他人のせいにすることを一切やめ、自らの人格を磨き、誇り高く日々の務めを果たすこと。
現状の壁に行き詰まりを感じている人はもちろん、組織や人を導く重責を担いながら自らの背中を厳しく律し、揺るぎない芯を持って生き抜きたいすべての大人にとって、生涯にわたって立ち返るべき魂の修養書だ。