作品一覧

  • ハラサキ
    3.9
    1巻616円 (税込)
    百崎日向(ももさきひなた)は結婚が決まり、“腹裂(ハラサ)き”の都市伝説の残る、故郷の竹之山を訪ねようとしていた。日向には小学校卒業までの記憶がほとんどなかったが夕陽に照らされる雪景色だけは覚えていた。日向は駅のホームで親友だったと語る相原沙耶子と出会う。突然、電車内を暗闇が覆い、日向は気を失う。目覚めるといつの間にか夜の竹之山駅にいた。人がまったくいない、明らかに異世界の竹之山駅の外には雪が積もり始めた女性の死体があり、その手には謎の手紙が握られており、竹之山温泉へ向かうよう書かれていた。襲いかかってくる黒い影から逃げながら、この出られない世界からなんとか脱出しようと温泉街をさまよう。日向の婚約者である神原正樹は、消えた日向を探し始める。繰り返される残酷な悪夢、一体この町で何があったのか。失った記憶を取り戻したとき、真の恐怖が日向を襲う――。戦慄のノンストップホラー。涙なしには読めない衝撃のラスト!書店員様より「これは最高に怖い!」(TSUTAYA三軒茶屋店 栗俣力也氏)と大絶賛。
  • ハラサキ 1巻
    完結
    -
    全2巻770~789円 (税込)
    【購入者限定 電子書籍版特典あり】 当コンテンツを購入後、以下のURLにアクセスし、利用規約に同意の上、特典イラストを入手してください。 【殺される前に抜け出せ。】 百崎日向(ももさき ひなた)には幼少期の記憶がほとんどない。覚えているのは夕陽に照らされる雪景色だけだった。結婚が決まり、「ハラサキ」の都市伝説が残る、故郷の竹之山(たけのやま)温泉に向かう電車の中で日向は気を失う。目覚めるとそこは”異世界の”竹之山駅だった。自らを日向の親友だったと語る相原沙耶子(あいはら さやこ)とともに、異世界の竹之山からの脱出を図る日向だったが…。女性の死体、襲いかかる黒い影、繰り返される残酷な悪夢。殺される前に、この異世界から抜け出さなければならない。第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞・戦慄のノンストップホラーコミカライズ、開幕! (C)Ryo Noshiro/KADOKAWA (C)2019 Shino Sakura

ユーザーレビュー

  • ハラサキ

    Posted by ブクログ

    現実と異世界を行き来する間に登場人物とともに混濁していく世界の終焉を見届ける間に没頭してしまっていた。目が離せずあっという間に終わってしまうほど面白い作品でした。

    0
    2017年10月31日
  • ハラサキ

    Posted by ブクログ

    角川ホラーの新刊、ハラサキについての感想。
    全体を通して文章が読みやすく風景や心情描写が丁寧。人間誰しもが抱えているどす黒い感情がしっかり表現されている。罪と罰、何が許されて何が許されないのか。クライマックスの後に待ち受ける強烈なラストシーン。私は安心した。貴方はどうだろうか?
    ちなみに本の帯は1回読み終わってから外すことをおすすめします。

    0
    2017年10月25日
  • ハラサキ

    Posted by ブクログ

    短い作品だったけど恐怖がギュッと閉じ込められてる。夏にぴったりのホラー小説。闇堕ち前の沙耶子が好きです。

    0
    2023年08月11日
  • ハラサキ

    Posted by ブクログ

     2017年作。第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作品。
     ストーリーはあまり陳腐なものでもなく、なかなか良かった。ラスト3分の1から、次々と明かされていく「真相」も意外性があり、ショッキングだった。
     が、文章力が弱い。グロテスクな場面もあるのだが、小林泰三さんのような明快さに欠け、そのように映像の描写が下手なために、どういう状態なのかよく分からないところが幾つもあった。
     今ひとつな文章をもっと上達させれば、本作は傑作になったのではないか。ストーリーが良かったので、惜しい感じだ。

    0
    2023年03月12日
  • ハラサキ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    B級のホラー映画みたいだった。けど、最後が良かった!いい感じのバッドエンド!笑
    休憩本として◎

    途中まで主人公よく気絶するなーと思ってた。
    内容としては、おもしろい!

    0
    2021年04月29日

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