作品一覧

  • 長宗我部(ちょうそがべ)
    3.7
    1巻754円 (税込)
    四国統一を成し遂げ天下を夢見るも、関ヶ原で敗北。山内政権下で「下士」へ転落し、雌伏の後、明治維新を機に家名復活へ──。秦の始皇帝を遠祖とする名門一族の興亡を、長宗我部元親の末弟、親房から17代目の当主・長宗我部友親が描く。末裔でなければ書けない史実の数々は、70代、2000年に及ぶ血脈の「大河の一滴」までさかのぼった、まさに歴史のロマン。長宗我部元親の原点がここにある!
  • 長宗我部 復活篇
    3.0
    1巻652円 (税込)
    「真田丸」の時代を生きた盛親の刑死から四百年―― 大坂の陣で歴史から消えた長宗我部家。しかし、からくも命脈を保ち、大政奉還によって甦る。「血のドラマ」を描く一大叙事詩。

ユーザーレビュー

  • 長宗我部(ちょうそがべ)

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    2000年を超える長宗我部家の物語を俯瞰的にみることができました。秦河勝、秦能俊、国親、元親、信親、盛親、五郎左衛門、弥九郎…様々な方が、それぞれに精一杯生きておられたことを知ることができました。この物語を読んでのひとつの感想ですが、長宗我部の人々は、代々ここ一番での決断が、ほんの少し、本当に紙一重、優しいように思えました。信長なら、秀吉なら、家康なら、そのような甘い決断はしなかったのではないか…そんな風に思いました。ただ、私はそんな優しさ、甘さは嫌いではありません。それらが、自分自身を助けることもあるでしょうから。あと、関ヶ原の島津の退き口の考察と、大坂夏の陣の桑名弥次兵の死に様は、とても印

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    2025年04月29日
  • 長宗我部(ちょうそがべ)

    Posted by ブクログ

    長宗我部の名前は知っていたが、詳しい歴史は知らなかったが、古くは秦の始皇帝から現在までを学ぶことができた。
    作者の盛親への批判がおもしろかった笑
    (関ヶ原の西軍についた理由や敗戦後の対応を考えるとそう言いたくなる気持ちもよくわかる)

    0
    2020年02月13日
  • 長宗我部(ちょうそがべ)

    Posted by ブクログ

    長宗我部の祖先ってそこにつながるのか!

    土佐は、四国山脈に囲われ今なお交通の難所と言われることも多々ある。
    しかし、中央とのつながりがよく話に出てくるので「何で?どうやって?」とずっと不思議だったが、その謎がすっきりしたわww

    徳川政権下の時代は…本当に。。。言い表せないね。。。
    きっと、今じゃ想像も出来ないような見えない戦いだったんだろうね。。。


    あぁ…土佐に行きたくなってきたww

    0
    2013年03月28日
  • 長宗我部(ちょうそがべ)

    Posted by ブクログ

    長宗我部元親は以前から興味があったので、その一族が秦一族の子孫であることや、関ヶ原で敗れたあと江戸時代をどのように血脈をつないできたのかとても興味深かった。先祖を知るために家にある資料などの様々な資料を集め調べられている点は素晴らしい。江戸時代の山内家治世下の資料が多い点は、元親はそれ以前の人物であること、山内家に有利なことが書かれているであろうことから、事実の理解が難しかったことは想像に難くない。長宗我部家にもっと多くの資料が残されているとよかったですが、歴史は巻き戻らないので詮無いこと。

    0
    2013年01月12日
  • 長宗我部 復活篇

    Posted by ブクログ

    たくさんの参考文献をもとに、いろいろと想像を膨らませた内容で、読み物として面白かったです。長宗我部盛親や、土佐山内家時代に、長宗我部の系譜を繋いだ人たちの耐え忍ぶ姿を思い描けました。

    0
    2025年05月02日

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