森山卓郎の作品一覧
「森山卓郎」の「書くことはなぜ難しいのか」「日本語の〈書き〉方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森山卓郎」の「書くことはなぜ難しいのか」「日本語の〈書き〉方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
書くことはなぜ難しいのか。
まさにそのことが知りたい!
本書の第二章がその内容。
書くことは線条性を持つゆえに直感的な把握ができない。
(半分納得、でも話すことだってそうじゃないか?)
書くことは非現場的で、非音声的で、準備を整えないとできない。
(言語以外の伝達手段が使えないってことね?)
言語での伝達は文脈に依存した曖昧性が排除できない。
(これは、書くことに限らないよね?)
言語の習得はある時期までに終了するが、習熟はもっと長い時間がかかる。
(この辺りも書くことに限らない気がするが?)
私自身は書くことの方が、話すことよりまだまし、という状況だ。
今でも話すのは苦手だが、かつてはたしかに書くことも話すことも苦手だった。
書くことの方が文脈も落ち着いて確認できるし、ワーキングメモリの問題も、文字として残されていれば何とかなる気がする。
ということで、なぜ書くことが難しいかということに関しては、「習得/習熟」の違いなどは面白いと思ったが、まだ自分の中で納得できる答えは見つからなかった。
筆者は日本語学、特に文法論の大御所とのこと。
文章の書き方の本はすでにこの世に数多ある。
日本語学の人(というより、日本語学の教科書を書いたりした人、というべきか)の本は、テーマについての見取り図を提示しようとしてくれることが多い気がする。
本書もその通りで、まず「文体」を体系として示す。
その後、表記、語彙、文、文章という、文章に至るパーツのもつ難しさを説明する。
その次の部では、通信文、ビジネス文、論文・レポート、クリエイティブライティングへと進み、どこに難しさがあって、どう回避するかが書かれる。
各章末にはまとめがあるので、振り返りに役立つ。
それぞれの話を、もうちょっと読みたかったなあ、と思わなくもないけれど。
Posted by ブクログ
一般に多くの人が間違って理解する日本語とは:
・采配をふる:「采配をふるう」ではない、意味は指揮したり、指図したりすること
・役不足:その人の力量に対して役目が不相応に軽いこと
・姑息:一時の間に合わせ(卑怯なと言う意味ではない)
・かぐわしい:上品ないい匂い
・いぶかる:疑わしいと思う
・おざなり:物事をいい加減に済ませること(なおざり:そのままにしておくこと)
また、下記のような「つなぎ言葉」をうまく利用することで文章が生きる
・だから・しかし・しかも・つまり・それとも・ところで・反対に
更に語彙力を高めるためには「季節用語」、「状態・程度・気持ち」を表す語彙を知ることは大切だ。
・春:おぼろ月・山笑う・春雨・花ぐもり・花冷え・うららか・芽吹く
・夏:炎天・夕立・油照り・五月晴れ・蝉時雨・風薫る・涼風・草いきれ
・秋:秋の夜長・望月・秋晴れ・イワシ雲・小春日和・紅葉狩り
・冬:木枯らし・冬木立・風花・銀世界・初霜・七草粥・春一番
・かつて・自ずと・にわかに・みすみす・やがて
・ごく・はなはだ・はるか・ほぼ・一段と
・むしろ・さぞ〜だろう・生憎・よもや・断じて〜ない