作品一覧

  • 勝敗はバッテリーが8割 名捕手が選ぶ投手30人の投球術
    3.0
    ダルビッシュ有/菅野智之/山本由伸/大谷翔平 川上憲伸/山本昌/岩瀬仁紀/佐々木主浩 三浦大輔/吉見一起/高津臣吾/上原浩治…… 一流の投手とは? その能力を最大限引き出す 捕手の仕事の真髄とは? 球界随一の理論派が徹底解説! ●誰よりも多くの試合に出場し、誰よりも多くの投手を間近で見てきた谷繁氏が、 捕手の目線で選んだ投手30人を歯に衣着せぬ徹底分析! ●捕手として最多4度経験したノーヒットノーランの試合の裏側をくわしく解説。 ●直接受けた投手はもちろん、ダルビッシュ有、菅野智之、大谷翔平ら対戦経験のある現役投手も取り上げ、 優れた投手とは何か、その能力を引き出す捕手の仕事とは何かを論じる。 【目次】 第1章 投手にとって「捕手」とは何か 1 捕手としてのプロ野球人生 2 投手にとって最も大切なこと 3 谷繁流「配球」の定義 4 打者との駆け引き 第2章 ノーヒットノーラン達成投手 01 川上憲伸 「迫力」のあるボールをどう活かすか 02 山本 昌 日本一速く感じた左腕 03 山井大介 6年越し雪辱のノーヒッター 04 岩瀬仁紀 百戦錬磨の守護神にかかるプレッシャー 第3章 ストッパー3傑 05 佐々木主浩 歴代五指に入るフォークボーラー 06 岩瀬仁紀 前人未到の1000試合400セーブ 07 高津臣吾 「江夏の21球」から14年後の守護神 第4章 横浜時代のタイトル獲得投手 08 三浦大輔 「努力」と「外角低め」で歴代9位の2481奪三振 09 盛田幸妃 落合博満が苦手にしたシュート 10 野村弘樹 総合的な投球術で球団7人目の通算100勝 11 斎藤 隆 驚きの「45歳現役」 12 島田直也 緊急登板もOKの肩の仕上がり 13 木塚敦志 「新人ストッパー」の大役 第5章 中日時代のタイトル獲得投手 14 吉見一起 抜群のコントロールにフォークを絡める 15 チェン・ウェイン 受けた左腕で最高のストレート 16 岡本真也 四球を出して三振で抑える「自作自演」 17 浅尾拓也 太く短い中継ぎMVP 18 エディ・ギャラード 史上初、来日1年目での最優秀救援 第6章 バッテリーを組んだ投手、対戦した投手 19 上原浩治 歴代日本人投手で最高のコントロール 20 松坂大輔 170勝止まりが惜しい「平成の怪物」 21 黒田博樹 メジャーの野球に合っていた球の回転 22 藤川球児 ストレートへの意地とこだわり 23 ダルビッシュ有 対戦投手で歴代ナンバーワン 24 斎藤雅樹 沢村賞3度、平成の「ミスター完投」 25 菅野智之 「絶対球感」を持つ、パワーのある技巧派 26 工藤公康 縦割れカーブで3球団日本一 27 野茂英雄 トルネード投法から落差の大きいフォーク 28 田中将大 200勝まっしぐらの「負けない男」 29 山本由伸 捕手を楽にする150キロフォーク 30 大谷翔平 「圧倒力」を体感させたれたパワーピッチャー おわりに ●打者・谷繁が苦手とした投手 ●捕手・谷繁がバッテリーを組みたい投手 ●捕手・谷繁が選ぶ、球種別ナンバーワン投手
  • 谷繁ノート~強打者の打ち取り方~
    4.0
    通算3021試合出場の日本記録、捕手として2963試合出場の世界記録を誇る著者が、落合博満、清原和博、松井秀喜、イチロー、大谷翔平、村上宗隆など、平成・令和の強打者・巧打者40人を分析。「一番嫌だった選手は広島の前田君」「イチロー君は“見逃した”と思ったところからバットが出てきた」「落合さんは打席に入るとき、いつも捕手の私にひと言“わかっているな”と声をかけた」など、著者ならではのエピソードが満載。
  • 谷繁流 キャッチャー思考
    3.0
    【マスクを被っていない時の「準備」と「復習」が大事】 より信頼されるキャッチャーとなるために「日常生活で準備・復習すべきこと」が書かれているのが本書の特徴。 【当たり前の積み重ね。それが確固たる自信につながる】 谷繁氏のキャッチャー育成法は一見、「当たり前」のことばかり。その当たり前を「継続する意義と方法」とは。 【現役時代のエピソード満載】 中日ドラゴンズで日本一になった「完全試合」での配球。伝説の98年、横浜ベイスターズでの優勝秘話や、2000本安打への思い。そして「理想の指導者像」まで。 「キャッチャー育成は難しい」よく聞かれる言葉です。 そんな現状を憂い、27年間のキャッチャーとしての現役生活の全てを1冊に詰め込んだのが本書。 「常日頃からキャッチャーだということを忘れずに生活する」ことを具体的に分かりやすく解説されています。 谷繁さんが語りかけてくれるように、優しく厳しく指導してくれますよ!

ユーザーレビュー

  • 谷繁ノート~強打者の打ち取り方~

    Posted by ブクログ

    ノムさんを超えて捕手として史上最多出場の谷繁。対戦した強打者たちへの攻め方について述べる。

    具体的なチャートなどがなく、一言感想のような内容。実際に打ち取った場面の配球などもう少し踏み込んで欲しかった。

    0
    2023年05月07日
  • 勝敗はバッテリーが8割 名捕手が選ぶ投手30人の投球術

    Posted by ブクログ

    横浜と中日でプレイした谷繁捕手の自身が共にプレイした選手や対戦した選手とのエピソードや自身の配球術について書いた一冊。

    プロ生活27年の中で球界に残る名選手の球を受け続けてきた著者だからこそわかる球の凄さや選手の性格、特徴などを知ることができて読んでいて面白いと感じました。
    25区画に分けてそこにコントロールしてピッチングすることやその日の試合の配球を全て思い出すなど捕手として一線級の活躍をした著者の努力も知ることができました。
    勝負球など球種の駆け引きや先発や抑えなどそれぞれのポジションで必要な条件など活躍するための条件やピッチングのテクニックやロッカーからみる人間性なども面白いと感じまし

    0
    2023年07月13日
  • 谷繁流 キャッチャー思考

    Posted by ブクログ

    ノムさんともまた違うキャッチャー理論。

    日常生活や人間観察を重視する点は共通だが、特に差別化を強く意識した配球理論が印象的。

    裏話としては、谷繁のサインに首を振る回数が一番多かったピッチャーは浅尾。
    打者として手に負えなかったのが、前田とイチローとのこと。

    0
    2017年07月29日

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