SF。ファンタジー。
歴史に関する知識がタブーとされる地下都市での物語。
テーマは政治、歴史、革命。
序盤はミステリ調に進むが、だんだんと派手なアクションシーンが増えてサスペンス調に。
キャラクターの描写が上手く、主人公の一人・ジェーン、警察のサンダーとヨハンセン署長、ジェーンの同居人オリビアあたりが好み。
表紙のイラスト綺麗で好き。
三部作の一作目らしく、この一冊だけだと世界観に関する謎はほとんど解決せず。
SF的な面白さは最終巻にありそうなんですが…。
続編が翻訳される雰囲気はなさそうで、非常に残念。