作品一覧

  • 株式投資で普通でない利益を得る
    3.8
    フィリップ・フィッシャーは、投資業界で、だれよりも広く尊敬され、称賛されている史上最も影響力のある投資家である。約60年前に書かれた本書は、今日でも金融業界の最先端にいる最高峰のプロが学び、それらを応用しているだけでなく、多くの人が投資の福音書としてあがめたて続けている。彼の投資哲学を記した本書は、1958年に出版されて以来、一貫して非常に有益な書籍と評価されており、今日では、ベンジャミン・グレアムの著作とともに、投資業界の必読書との名をほしいままにしている!  本書の特徴は、平易な言葉で書かれ、内容も簡潔で分かりやすい。また、プロでしかできないような手法はほぼなく、プロでしか理解できないような数式や用語なども一切ない。フィッシャーは60年も昔に、投資で成功するためにはMBA(経営学修士)など必要ないことを証明していたのだ。  本書の内容は以下のとおりである。 ●会社訪問をしたときにする質問(「まだ同業他社がしていないことで、御社がしていることは何ですか」) ●周辺情報利用法 ●株を買うときに調べるべき15のポイント ●投資界の常識に挑戦(「安いときに買って、高いときに売れ」には同意できない) ●成功の核 ●株の売り時(正しい魅力的な株を買っておけば、そんなときは来ないかもしれない) ●投資家が避けるべき5つのポイント ●大切なのは未来を見ること(最も重視すべきは、これからの数年間に起こることは何かということ)
  • 株式投資が富への道を導く
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    本書はフィリップ・フィッシャーが1958年に書いた『株式投資で普通でない利益を得る』(パンローリングより2016年夏発売予定)の続編である。上の最初の高名な著書は、スタンフォード大学経営大学院で基本書として使われ、ウォーレン・バフェットをはじめ多くの読者の投資観を一変させた。まさしく、バフェットがベンジャミン・グレアムの手法と決別するきっかけとなった本である。 本書では、「ありふれた株式と素晴らしい株式」を分けるもの、「ありふれたビジネスと花形ビジネス」を分けるものについて詳しく述べている。本書が半世紀以上も前に書かれたにもかかわらず、その内容が今日でも十分に通用するというのはまさに驚異以外の何物でもない。その斬新さと普遍性のゆえに、今もなお、ウォーレン・バフェットをはじめとする著名な資産運用者がフィッシャーを絶賛しているのである。 また、本書は、ある意味ではマーケットについての歴史書でもある。本書が書かれた1960年代とは株式の低迷期で、この時代を最高の経営者たちがどのように見ていたのかや、当時の最先端の投資技術や問題について知りたいと思っている読者には最高の書籍となるだろう。 その他にも、技術革新の影響について、素晴らしい経営陣の評価、機関投資家や投資信託の役割、投資における心理的な要素、投資助言サービスについて、サービス産業の将来など、現代の経営学の講座で講義されても通用する項目であり、現代的な内容である。 本書を一読すれば、真の天才の言葉や考察にはいくら時間がたっても色あせることのない真理や普遍性があることが分かるだろう。 「私はフィリップ・フィッシャーの熱心な読者である。ぜひ皆さんにも読んでほしい」――ウォーレン・バフェット
  • 投資哲学を作り上げる 保守的な投資家ほどよく眠る
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    ウォーレン・バフェットにブレイクスルーをもたらした 大事な教えが詰まっている! フィリップ・フィッシャーは全部で4冊の本を執筆したが、本書はそのうち3冊目と4冊目を収録している。1冊目の『株式投資で普通でない利益を得る』([仮題]パンローリングより2016年夏に刊行予定)は20世紀に発売された投資本のなかでベスト3に入る名著であり、フィッシャーの最高傑作であることに間違いはない。 その最高傑作の次に読むべきと息子のケネス・フィッシャーが推薦するのが、4冊目の『投資哲学を作り上げる』だ。現代にも十分に通用するフィッシャーの基本的な考えがコンパクトにまとまっており、読者が自らの投資哲学・投資理論を構築するのには欠かせない金言にあふれている。 『保守的な投資家ほどよく眠る』は、フィッシャーの3冊目の本である。67歳のときに執筆した本書は、死ぬまで約50年間にわたって保有し続けた“フィッシャー銘柄”モトローラについて詳述している。なぜ当時人気のなかったモトローラを、長期保有しないではいられない優れた会社と見抜いたのか、その一点にフィッシャーの特徴がよく表れている。自分が理解できる少数の素晴らしい会社を探しあて、あまりリスクをとらずに長期保有し続けるというフィッシャーの手法は、頻繁に売買する現代の投資家にコペルニクス的転回をもたらすものとなるだろう。

ユーザーレビュー

  • 株式投資で普通でない利益を得る

    Posted by ブクログ

    読みやすいし、目から鱗の投資本。
    実戦は簡単ではないが投資家であれば是非読んでおきたい良書。

    個人的にはC9 の5don't のギルバートとサリバンを忘れるなの、投資家にとって大事なのは今後5年間の利益という事 と言う言葉。
    目先の利益より長期の利益。よく考えてるつもりだけど、大事な考えだと改めて実感。

    0
    2022年02月12日
  • 株式投資で普通でない利益を得る

    Posted by ブクログ

    監修者まえがき
    まえがき ―父の本から学んだこと ケネス・L・フィッシャー
    父について ケネス・L・フィッシャー

    まえがき
    第1章  過去から学べること
    第2章  「周辺情報利用法」から分かること
    第3章  何を買うべきか ―株について調べるべき十五のポイント
    第4章  どんな銘柄を買うべきか ―自分のニーズに合う株を買う
    第5章  いつ買うべきか
    第6章  いつ売るべきか ―そして、いつ売ってはならないか
    第7章  配当金をめぐるさまざまな言い分
    第8章  投資家が避けるべき五つのポイント
    第9章  ほかにも避けるべき五つポイント
    第10章 成長株を探す方法
    第11章 まとめと結論

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    2024年08月29日
  • 株式投資で普通でない利益を得る

    Posted by ブクログ

    前書きに分量を割きすぎではないか。
    それはいいとして、本文の内容は、なるほどと思うものもあったが、参考程度にしかならなかった。

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    2022年05月04日
  • 株式投資で普通でない利益を得る

    Posted by ブクログ

    15のポイント=周辺情報利用法
    1,製品やサービスが十分な市場があるか。
    2,経営陣の改善意欲があるか。
    3,効率的な研究開発をしているか。
    4,販売体制が整っているか。
    5,高い利益率があるか。
    6,利益率を維持し向上させようとしているか。
    7,労使関係は良好か。
    8,幹部とよい関係か。
    9,人材の育成は良好か。
    10,コスト分析と会計管理がきちんとしているか。
    11,同業他社より優れているか。
    12,長期的な利益を見据えているか。
    13,増資によって株主の利益が希薄化されないか。
    14,問題が起こったとき、経営陣が無口にならないか。
    15,経営陣が誠実か。


    大きな利益を得るためには忍耐

    0
    2018年02月05日

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