作品一覧

  • ポッターマック氏の失策

    ポッターマック氏の失策

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,936円 (税込)
    英国の田舎に住む紳士ポッターマック氏。彼の生活は執拗なゆすりに耐える日々だった。意を決した彼は、綿密な計画のもとに犯人を殺害する。倒叙ミステリの創始者フリーマンによる、緊迫感あふれる名品。
  • キャッツ・アイ

    キャッツ・アイ

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,023円 (税込)
    助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。男は逃走、脇腹を刺された女性を運び込んだ近くの邸では、主人が宝石コレクションの陳列室で殺害されていた。事件は単純な強盗殺人に思われたが、被害者の弟ローレンス卿は警察の捜査に納得せず、ソーンダイク博士の出馬を要請する。本格推理に冒険的要素を加えた黄金時代ミステリ。
  • オシリスの眼

    オシリスの眼

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,023円 (税込)
    エジプト学者ベリンガムが不可解な状況で忽然と姿を消してから二年が経った。生死不明の失踪者をめぐって相続問題が持ち上がった折も折、各地でバラバラになった人間の骨が発見される。はたして殺害されたベリンガムの死体なのか? 複雑怪奇なミステリに、法医学者探偵ジョン・ソーンダイク博士は証拠を集め、緻密な論証を積み重ねて事件の真相に迫っていく。英国探偵小説の古典名作、初の完訳。

ユーザーレビュー

  • オシリスの眼

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネットで見かけて。

    ソーンダイク博士という名前に聞き覚えがある気がしたが、
    読んだことはないはず。

    シャーロック・ホームズのライバルの一人と言われるだけあって、
    レトロな感じで良かった。
    第二章冒頭の「知り合いになるには然るべき紹介からはじめる」とか、
    いかにもイギリスらしいし、
    人を会うのに使いを出すとか、連絡をつけるのにメッセージを書いて届けるとか、
    女性に対する距離感とか。

    最近エジプトのミイラの話を読んでいたので、
    多分それがトリックの要だろうなという予感(推理ではない)がしていた。
    そこも面白かったし、
    ソーンダイク博士とそのジュニア・パートナーの
    ふざけあっている会話も面白かった。

    衝撃的だったのは「カルトナージュ」。
    自分が知っているカルトナージュは、
    厚紙で箱を作って、紙や布を貼る素敵な趣味だ。
    だがエジプト学では、
    亜麻布やパピルスを糊や接着剤で何層も貼り重ね、
    ミイラで型をとり作った棺のことだったとは。

    0
    2024年04月13日
  • オシリスの眼

    Posted by ブクログ

    ミステリ。
    探偵役はジョン・ソーンダイク。
    知らなかった作家・作品だったが、非常に好み。
    理性的な登場人物たちによる、知的な会話が心地良い。
    限られた情報からの論理的な推理が、正統派ミステリという感じ。
    主人公バークリーのロマンスシーンに、事件の伏線が張られていたりと、作品として完成度が高いように思う。

    0
    2023年06月21日
  • キャッツ・アイ

    Posted by ブクログ

    フリーマンの代表作がようやく翻訳された。謎解きも冒険も面白いが、現代に通じるテーマもある。またウィニーが愛らしい。短編の砂丘の秘密にも登場してるとあったので読み返してみたがチラッと出てくるだけだった。

    0
    2019年02月24日
  • キャッツ・アイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「オシリスの眼」と同じ作者だったので。

    またもや零落したご婦人を助けるお話。
    しかも今回は直接的危害、
    逃げようとした殺人犯に刺されたり、
    毒入りチョコを贈られたり、
    弟が怪我をしたと呼び出されて殺されかけたりと、
    かなり危険な目に遭ったご婦人を助けられて良かった。

    ただし、2番目と3番目の危険については、
    あまりにも古典的な手口になので、
    それにひっかかるとはどうよと思ったことは否めない。
    古典だからしょうがないが。

    それほど価値がない宝石コレクションの強盗殺人と、
    残された指紋の謎、
    行方不明になっている遺書がからみあい、面白かった。
    悪者が自分の仕掛けた毒で死んでしまう、
    しかもそれをソーンダイク博士はドブネズミ程度にしか見ていない、
    という衝撃的な展開もあったし。

    前作に引き続き「マスコット」という言葉が、興味深かった。
    「マスコットキャラクター」の意味でしか知らなかったので、
    人々に幸福をもたらすものや動物、
    いわばお守りが本来の意味だとは知らなかった。

    他には、ソーンダイク博士と今回の助手役が、
    閉じ込められた部屋から脱出す階段が、
    壁がぬるぬるとした藻類や菌類で覆われ、
    大きなキノコが群生するのが最も怖かった。

    後半でかなり重要な場面、宿場で昼飯を食べる場面で、
    ジャコバイト党の話がチンプンカンプンな方は、
    解説をご覧あれ。

    0
    2024年04月23日
  • オシリスの眼

    Posted by ブクログ

    久しぶりにミステリ読んだ。
    エジプトのミイラや遺跡、王たちの話が出てきて、アクエンアテンも出てきてうれしい。大英博物館行ってみたい。
    ソーンダイクという名前は聞いたことがあったけど、これがそうだったのか。クリスティーの「おしどり探偵」を読み返してみよう。

    0
    2021年08月15日

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