作品一覧

  • 子どもが育つ からだのしつけ
    3.5
    勉強ができない、体力がない、集中力がない。 そんなお子さんに必要なのは、スポーツクラブや塾に通わせることではなく、 「からだのしつけ」かもしれません。 ---はじめにより 「赤ちゃんと小さな子どもたちのからだに、異変が起きている」  そう感じるようになったのは、ここ10年くらいのことです。  これまでいろんなタイプの「からだのゆがみ」を持った子どもたちを診てきましたが、最近の子どもたちは、全体的に同じようなゆがみを持ち、同じような症状を訴えるようになった、と気づいたのです。  その原因はなにかと考えたら、最近の子育て事情の変化にいきあたりました。  ベターっと開脚するタイプの抱っこひも。  早い時期から始めなさいと指導される離乳食。  赤ちゃんを思う存分泣かせられない住宅事情。  保育園や幼稚園で推奨されるやわらかい靴……。  これらはすべて、子どものからだをある方向にゆがませていきます。そして、ゆがんだからだは、アトピーやぜんそく、さまざまなアレルギーなど、現代病といわれる病気につながっていきます。  子どもにいい教育を受けさせたい。将来目指す道に進める知力をつけさせたい。どの親御さんもそう願っていることでしょう。  けれども、長年子どものからだを診てきた私は、学力や知力よりも大事なのは、「からだのしつけ」だと感じています。  なぜなら、何歳からでもスタートできる勉強と違って「からだのしつけ」は子どものころにしかできず、しかも、そのしつけがその子の一生を左右するからです。  からだのしつけは、学力や知力にも大きな影響を与えます。  正しい姿勢で座り、立ち、歩くことができる子どもは、自然と集中力が高まり、ものごとに継続して取り組める子どもに育ちます。勉強もできるようになりますし、自信も高まります。  そのための「からだのしつけ」は、13歳くらいまでにおおよそ決まってしまいます。とりわけ、軟骨が固まってくる3歳までがもっとも重要です。  今の子どもたちのからだの状態を見ていると、将来、からだを壊し病気を招いていく様子が容易に想像できます。10代から膝に痛みを抱えたり、ヘルニアになったりする子どもたちも少なくありません。意外に思うかもしれませんが、ぜんそくやアトピーも「からだのしつけ」とおおいに関係しています。  そうならないための方法をお伝えするのが、骨格の調整を生業としてきた私にできることではないか。このことが、本書を執筆する動機となりました。 「しつけ」とは礼儀作法を教えることですが、一度覚えてしまえばそれは当たり前のこととして身についていきます。 「からだのしつけ」も同じです。乳幼児のうちに、正しい骨の位置、正しい姿勢を身につけさせれば、それは一生の財産になります。  勉強に集中する力も、ポジティブで素直な心も、からだのしつけがあってこそです。あやまった情報にまどわされず、大切なお子さんのからだを守ってあげてください。  そして、一生使える、壊れないからだを与えてあげてください。
  • 縄文の日本人に学ぶ古くて新しい生き方の法則
    値引きあり
    3.0
    1巻1,128円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『古事記』『日本書紀』の原書ともいわれる失われた真の日本神話『ホツマツタヱ』を中心に、縄文時代から使われてきた日本固有の文字「ヲシテ文字」で記されたヲシテ文献を紐解きながら、日本人のルーツ、生き方の法則を紹介。

ユーザーレビュー

  • 子どもが育つ からだのしつけ

    ネタバレ 購入済み

    1つの参考になる本

    やはりプロの方の意見だと参考になります。
    著書でも書かれていますが、素人の方がプロと同じように語った情報が溢れていると感じます。
    インターネットの普及により仕方ないとは思うのですが、子育てに関するプロの意見を見る機会はそこまで多くありません。
    そのため、本書は経験に基づいたプロの方が書かれた本なので参考になります。
    特に現代の子供は身体のゆがみが至る所で見られ、それが子供の成長や病気など様々なものに影響していると言う内容は子育てをしている父として恐ろしいと感じました。
    ただ可愛がって育ててあげるだけではダメなんだと考えさせられました。

    ただ残念だった点は、書籍という特性上、改善策(著書で紹介

    0
    2019年10月03日
  • 縄文の日本人に学ぶ古くて新しい生き方の法則

    Posted by ブクログ

    我々はもともと日の本にいた民族、大陸からの文化をうまく吸収して、現代に至る。
    遺伝子が覚えているのか、作者の伝えたいことがいちいちしっくりくる、また内容も非常に興味深く、わずか一日で読み終わってしまった。

    ももの節句、桃と橘を飾る風習は一番印象がつよかった。
    神様の名前は覚えられない、登場神多すぎです。w

    0
    2023年03月20日
  • 子どもが育つ からだのしつけ

    Posted by ブクログ

    子どもには「からだのしつけ」が大切、という著者の意見には多いに賛成するのだけど、多分に脅し的な言い回しが見られ、ちょっと残念。

    靴に関しては、私も「ファーストシューズこそ、いいものを」といいうことで、高価な固い靴を買ったのだけど、保育園育ちのわが子がその靴を履く機会はほとんどなく……。いいとわかっていても、できないこと、たくさんあるんです。でも、気をつけて生活するのは大事だと思います。

    0
    2017年07月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!