高護の作品一覧

「高護」の「歌謡曲」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 歌謡曲 時代を彩った歌たち
    4.0
    1巻880円 (税込)
    日本に生まれた独自のポピュラー音楽「歌謡曲」。それは誰が、どのように作り、どう歌われたものだったのか。時代を象徴するヒット曲を手がかりに、作詞家、作曲家、編曲家、歌手の各側面から、その魅力の源泉に迫る。制作の背景、楽曲・歌唱の音楽的分析、作品の与えた影響など、初めて書かれる本格的ディスコグラフィである。

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ユーザーレビュー

  • 歌謡曲 時代を彩った歌たち

    Posted by ブクログ

    この本は、筆者の紹介によれば、「歌謡曲という日本に生まれたひとつの音楽ジャンルを紹介し、作品を通じて探究する書籍」である。
    もう少し筆者の本書の紹介を引用する。
    【引用】
    本書が目指したのは以下の要素を横断しながら総合的に歌謡曲という音楽の全体像をまとめあげていく手法である。
    ①その発展の歴史と特性についての時代ごとの考察
    ②個々の作品の基礎情報の記述および楽曲としての構成要素の紹介と分析
    ③それに伴う歌手、作詞家、作曲家、編曲家の役割と個々の特徴および他に与えた影響
    具体的には1960年代から1980年代までの約30年間を10年単位で区切り、各年代をジャンル、傾向別に分類した。
    【引用終わり

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    2022年07月25日
  • 歌謡曲 時代を彩った歌たち

    Posted by ブクログ

    懐かしい歌が、作詞作曲の技術論とともに語られていて、もう一度、譜面をめくり、音源を聞きたくなる。
    筒美京平の曲が、なぜか一度聞くと忘れられなくなるフックの効いたやつが多いんだね。

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    2018年10月14日
  • 歌謡曲 時代を彩った歌たち

    Posted by ブクログ

    <目次>
    序章   戦前・戦後の歌謡曲
    第1章  和製ポップスへの道~1960年代
    第2章  歌謡曲黄金時代~1970年代
    第3章  変貌進化する歌謡曲~1980年代
    終章   90年代の萌芽~ダンス・ビート歌謡

    <内容>
    21世紀のJ-POPSになる前の「歌謡曲」を、作曲家、作詞家、歌手の三者をうまく分析している本。音楽業界に造詣の深い著者による分析は、コード進行や曲の展開、歌詞の分析、と細かい。さらに歌手の歌のルーツまできちんとまとめている。シンガーソングライターについてはほとんど触れていないので、王道の歌謡曲を問いたかったのだろう。

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    2023年04月24日
  • 歌謡曲 時代を彩った歌たち

    Posted by ブクログ

    戦後の歌謡曲の歴史はミーハーなものではなく、しっかりと音楽理論に基づいた骨のある本でした。弘田三枝子、西郷輝彦、黛ジュン、ピンキラなどロカビリー路線であったが故のビートの効いた歌唱は私が好きなタイプでした。一方、舟木、ザ・タイガースの文芸路線は私には気だるいものでした。歌謡曲の作詞をした西條八十はフランス文学教授、詩人であったので、低俗な歌謡作者であることに自家中毒的コンプレックスを抱えていたと書かれていましたが、その奥の深さに驚きです。例えば次の1文(P137)「GSの衰退とアイドル歌手の台頭と共に8ビート系の歌手は後退するが、70年代を迎えてシーンは新たな局面を迎える。欧陽菲菲とアグネスチ

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    2013年08月16日
  • 歌謡曲 時代を彩った歌たち

    Posted by ブクログ

     岩波新書にしてはちょっと変わったテーマの本です。とはいえやはり「岩波」、内容は多彩かつ豊富で結構充実しています。「歌謡曲」を材料にした「世相史」としても面白いですし、個々の「歌謡曲」を歌唱・作詞・作曲・編曲・演奏といったパーツに分解し多様な観点からテクニカルに解説しているくだりも興味深いものがあります。

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    2011年08月05日

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