作品一覧

  • 大人の直観vs子どもの論理
    3.4
    1巻1,320円 (税込)
    直観に頼ると失敗する? 子どもから大人へ、ヒトは少しずつ論理的になっていく? 科学の答えは、どちらもNOだ。実は、子どもの脳は想像以上に〈論理的〉で、大人の脳は意外なほど〈直観的〉。日常生活で、人生で、そして進化の過程で、それが「うまくやっていく」秘訣であることを、脳の機能と発達の仕組みから解き明かす。

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ユーザーレビュー

  • 大人の直観vs子どもの論理

    Posted by ブクログ

    エピソード記憶は案外儚いもので、捏造もあるし勘違いもたくさんある。自信を持ってる人ほど危ないのかも。
    手続き記憶を増やしたい……

    人間の脳は生まれた時にニューロンの数最大で、使う能力に合わせて剪定されていく、という仕組みが面白い。
    環境に合わせた最適化とも考えられる。
    子どもにはいろんなことができるように刺激を与える方が良いのかな……

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    2019年07月02日
  • 大人の直観vs子どもの論理

    Posted by ブクログ

    「記憶は間違って植えつけられる」
    本当に怖い話。嘘付きの人に罪をなすりつけられても、繰り返し嘘を本当にあったかの様に言われ続けたらしてもいないのにした気になってくる。警察で無実の罪を着せられるのと同じ。ゾッとする。

    「考えると買えなくなる事もある」
    選択肢が多過ぎると買えなくなってしまう。

    「直感」と「直観」の違い
    心で感じるのと様々な鍛錬から選び取るもの

    子供の脳と大人の脳は全く違う。だから考え方も自ずと変わってくる。子供の脳は大人のミニチュアではない。

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    2017年11月15日
  • 大人の直観vs子どもの論理

    Posted by ブクログ

    身近なことから行動経済学や実験心理学の研究を例に、人間の持つ不思議さ・面白さをわかりやすく書いてありました。「わかってはいるけどやめられないのは何故か?」、「人間は損をしない可能性があるほうを好む?」など、私たちが日常でよく体験することを取り上げ、なかなか興味をそそられます。著書から人間の心理や行動を知ることで、心理学や脳科学の奥深さを感じられた。

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    2015年10月07日
  • 大人の直観vs子どもの論理

    Posted by ブクログ

    大人が理論的に選択した行動がいかに直感によるものであったり、勘違い?であったりと驚きです。
    大人の又は、親の大きな勘違いからいろんな教育がなされているのだと。でもゆえに愛情が最も大切だと思います。
    それにしても日本の保育士試験では、今だに幼児心理については、ピアジュの理論が述べられています。保育の歴史ではなく、現代解明された幼児について、もっと教えるべき痛感します。 特に、子育て経験のない若い世代な多く学ぶ分野だからです。

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    2018年10月15日
  • 大人の直観vs子どもの論理

    Posted by ブクログ

    理屈では不合理に見える思考、行動に対して、脳の活動を学際的に分析することで考察している。一番印象に残ったのは、ニューロンの数のピークは実は胎児期にあり、経験を通じて機能的に不要なニューロンが細胞死されて減少していくこと。絶対音感やL/Rの聴き取り能力などは誰にも備わっていたが、使わない環境で失われていく。音楽家の子供が音楽家として優秀なのは遺伝だけでなく、生育環境であり、三つ子の魂百までの諺も納得できる。子育ては終わったが孫の発育に役立つ情報である。

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    2017年05月31日

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