辻本悟史のレビュー一覧

  • 大人の直観vs子どもの論理
    エピソード記憶は案外儚いもので、捏造もあるし勘違いもたくさんある。自信を持ってる人ほど危ないのかも。
    手続き記憶を増やしたい……

    人間の脳は生まれた時にニューロンの数最大で、使う能力に合わせて剪定されていく、という仕組みが面白い。
    環境に合わせた最適化とも考えられる。
    子どもにはいろんなことができ...続きを読む
  • 大人の直観vs子どもの論理
    「記憶は間違って植えつけられる」
    本当に怖い話。嘘付きの人に罪をなすりつけられても、繰り返し嘘を本当にあったかの様に言われ続けたらしてもいないのにした気になってくる。警察で無実の罪を着せられるのと同じ。ゾッとする。

    「考えると買えなくなる事もある」
    選択肢が多過ぎると買えなくなってしまう。

    「直...続きを読む
  • 大人の直観vs子どもの論理
    身近なことから行動経済学や実験心理学の研究を例に、人間の持つ不思議さ・面白さをわかりやすく書いてありました。「わかってはいるけどやめられないのは何故か?」、「人間は損をしない可能性があるほうを好む?」など、私たちが日常でよく体験することを取り上げ、なかなか興味をそそられます。著書から人間の心理や行動...続きを読む
  • 大人の直観vs子どもの論理
    大人が理論的に選択した行動がいかに直感によるものであったり、勘違い?であったりと驚きです。
    大人の又は、親の大きな勘違いからいろんな教育がなされているのだと。でもゆえに愛情が最も大切だと思います。
    それにしても日本の保育士試験では、今だに幼児心理については、ピアジュの理論が述べられています。保育の歴...続きを読む
  • 大人の直観vs子どもの論理
    理屈では不合理に見える思考、行動に対して、脳の活動を学際的に分析することで考察している。一番印象に残ったのは、ニューロンの数のピークは実は胎児期にあり、経験を通じて機能的に不要なニューロンが細胞死されて減少していくこと。絶対音感やL/Rの聴き取り能力などは誰にも備わっていたが、使わない環境で失われて...続きを読む
  • 大人の直観vs子どもの論理
    タイトルに惹かれて購入。モンティホール問題から、発達心理学に至るまで多くのことが記載されており、直観も悪いものではないのだなと感じました。
  • 大人の直観vs子どもの論理
    私たちの意思決定や行動の多くは無意識のうちに直観的に処理されている。ゴルフのパッティングやサッカーのドリブルなどは、一つの行動に集中するよりも、例えば音楽を聴きながら、というように別の課題を同時に行った方がうまくいったりする。訓練に訓練を重ねた経験に裏打ちされた直観によるものもあろうが、人知を超えた...続きを読む