追分日出子の作品一覧
「追分日出子」の「孤独な祝祭 佐々木忠次 バレエとオペラで世界と闘った日本人」「空と風と時と 小田和正の世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
小田さんの2022-2023のツアー同行記事を軸に、幼年時代から現在までを網羅。
家族や友人、音楽関係者から多くのインテビューを基に、楽曲の解析ではなく、感情を主体に書かれている。その時々で製作された楽曲の詩が数多く収録されているので、つい音源を探して流しながらよんでしまう。
5人オフコースから4人、そしてソロへの事情が丹念に書かれていて、その当時の疑問がようやく解けた。自分の中では 小田和正 = オフコース だったが解散してはや36年、ソロになってからの日本版グラミー賞や映画製作等、ヒット曲の陰での試行錯誤の舞台裏が見えるのも貴重。
自分のオフコースの出合いであったNHH教育TVの番組が1982年1月3日放送の「若い広場 オフコースの世界」であったことも分かった。
最後にヤスさんの近況が取り上げられているのも嬉しい。
Posted by ブクログ
ファン歴40年ですが4人時代否定主義者ではありません。すべての時代のオフコース&小田和正を肯定する立場での感想。
今まで読んだオフコース&小田和正関連本の中で群を抜いて濃厚で満足度の高い本だった。著者が客観性を重視しながらも愛情を持って丁寧にまとめあげたことが伝わってくる。資料としてもバイブルとしても圧倒的な価値のある小田本だと思う。
家族や親戚や旧友の証言を取りまとめて、出生〜3人のオフコース時代を非常に詳しく書いてあるのも素晴らしく、戦後のフォーク史も並行してわかるように丁寧に説明されている。
2人から5人になった時の話はだいたいこれまでも聞いたことのある話だったが丁寧にまとめられて超好印象。
5人から4人になった時の話は「give up」とはまた違う角度からの証言やエピソードもあって新しい発見があった(もちろん悲しい話であることには変わりないが)。
そして4人〜解散前後の話は今までまったく聞いたことのない話がたくさん出てきて衝撃を受けた。もちろん解散の理由は複合的なものだろうし真実はひとつではないが、ここまで思い切って深く切り込んた話を伝えてくれて感謝しかない。
例えるならば「学生時代の彼女に突然別れを切り出された理由がわからないまま生きてきたが、老後に偶然再会した時に彼女なりの理由を聞くことができた」みたいな感情。悲しいことには変わりないけれど、変えられない過去についての気持ちの整理がついた、みたいな感じ。
2000年代以降の話は、小田本人のエッセイも含めてこれまでも情報が多角的に出ていたので驚きは少ないが、丁寧で粘り強い取材と小田ファミリーへの愛情がにじみ出ていて、著者には感謝しかない。