作品一覧

  • 「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録
    3.5
    1巻770円 (税込)
    日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来するのだろうか。比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、中央銀行の破綻……。日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、この先10年、日本が歩むべき道を提言する。朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。【目次】まえがき 姜尚中/第一回 基調講演 一色 清×姜尚中/第二回 比較敗戦論 敗戦国の物語について 内田 樹/第三回 本と新聞と大学は生き残れるか 東 浩紀/第四回 集団的自衛権問題とは何だったのか 憲法学からの分析 木村草太/第五回 戦後が戦前に転じるとき 顧みて明日を考える 山室信一/第六回 戦後日本の下半身 そして子どもが生まれなくなった 上野千鶴子/第七回 この国の財政・経済のこれから 河村小百合/第八回 総括講演 姜尚中×一色 清/あとがき 一色 清
  • ざっくりわかる 8コマ地政学
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 むずかしいテーマが8コマ漫画でさくっとわかる「ざっくりわかる8コマ」シリーズの新刊登場。激動の世界情勢を見抜くキーワードである「地政学」を、8コママンガと文章でわかりやすく解説。どんな入門書よりもとっつきやすい「最後まで読み通せる」保証つきの一冊です。

ユーザーレビュー

  • ざっくりわかる 8コマ地政学

    Posted by ブクログ

    色々な国の関係、八コマ漫画で擬人化してくれているので、とてもわかりやすい。

    いままで、なんとなく眺めていた世界情勢の仕組みがわかった気がした。

    0
    2023年09月13日
  • ざっくりわかる 8コマ地政学

    Posted by ブクログ

    地政学に興味がある私。以前にも「13歳からの地政学」を読んで目から鱗体験だったので。今回もまた8コマ漫画と解説で、とてもわかりやすく興味深かったです。

    国を擬人化しているのが面白い上にイメージがしやすくて理解が進みました。各国の思惑や立場が本当によくわかります。
    ウクライナ問題、パレスチナ問題、台湾問題、といった今とても大きな問題になっていることから、なぜなのだろう?と思っていた北方領土や尖閣諸島のこと、ミャンマーの問題、中国のウイグル地区やチベットの問題・東シナ海への海洋進出のこと、EU、不安定なラテンアメリカ等々、「なるほど、だからなのか!」膝を打ちたくなる内容満載でした。納得感が半端な

    0
    2025年11月11日
  • ざっくりわかる 8コマ地政学

    Posted by ブクログ

    地政学ってやっぱおもしろーい!!(#^.^#)
    一番思ったのは本当に、日本がイギリスから離れてて、プラス海に囲まれてよかっった。

    0
    2025年04月18日
  • 「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録

    Posted by ブクログ

    本のタイトルにあるように、日本に今後戦後80年は
    くるのかという議題で、現政権を中心に批判する
    下記の講義集
    内田樹氏ー比較敗戦論
    東浩紀-本と新聞と大学は生き残れるか
    木村草太-集団的自衛権問題とはなんだったのか
    山室信一-戦後が戦前に転じるとき
    上野千鶴子-戦後日本の下半身
    河村小百合-この国の財政・経済のこれから
    姜尚中-総括講演
    このなかでも、山室信一氏、上野千鶴子氏、河村小百合氏の
    3本がとても興味を引きました。
    どれも、日本が破綻し、または戦争の道に進むのでは
    ないかという潜在的な恐れを感じる内容です。

    支持率は高いですが、本当に今の政権でいいのでしょうか?
    他人事ではないような

    0
    2016年11月26日
  • 「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録

    Posted by ブクログ

    今日は令和4年8月15日だ。正午少し前から毎年の様に戦没者への哀悼を示す番組が国営放送(NHK)で流れ、武道館には天皇皇后両陛下だけでなく岸田首相も訪れ、正午の時報がなれば1分間の黙祷が捧げられる。1945年8月15日は昭和天皇による玉音放送が流れた日であり、ラジオで初めて聞く天皇の言葉の前に、何やら難しい事を言っている様だが、日本が戦争に負けた事だけは確からしい、と膝をついて泣き出すもの、心の中では生き残れたと安堵するもの、様々な感情が渦巻いた日でもある。特に戦争遂行の最前線にいた軍部には腹を切って自決するものも多数いた。
    終戦記念日と呼ばれるこの日は、この様に先の大戦において国民が戦争に負

    0
    2023年08月15日

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