入倉隆の作品一覧
「入倉隆」の「手術をする外科医はなぜ白衣を着ないのか? 色の不思議を科学する」「脳にきく色 身体にきく色」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「入倉隆」の「手術をする外科医はなぜ白衣を着ないのか? 色の不思議を科学する」「脳にきく色 身体にきく色」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
光線には色がついていない
網膜の3種の錐体からの情報で波長を認識する
暗い色の静脈の血液で赤い光が吸収されるので、血管が青黒く見える
視覚で重さの感覚が変わる。視覚を遮ると他の感覚が鋭くなる
人の視野は水平200度、垂直100度だが、色の識別範囲は狭い
青が最も広く、上下30度、水平60度
外科医の手術服の色
血=赤の補色は青緑。青緑の服では「補色残像」が見えにくい
血液がついても赤が「減法混色」で黒く見える
明るさは昼と夜で1憶倍の差 瞳孔では10倍のみの対応
明るいところでは網膜の感度の低い錐体 暗いところでは高い桿体
ブルーライトは太陽光のほうが100倍多い
集中力
Posted by ブクログ
色についてはなんとなくの印象に基づく話が多いが、本書はまがりなりにも実験によってその効果が確かめられた話を集めている(ただし、効果としては小さかったり、データとしても少数例による実験をマイナーな雑誌に発表しただけのものが多いが)
・人間以外の動物では白目がほとんど見えない。白目が見えると視線の方向が分かるため戦いにおいて不利になると言われている
・明るいところに順応している時、555nmの波長に対して最も感度が高い。暗いところに順応しているときは507nmで感度が高い。そのため、赤い色は暗いところでは暗く見え、より短波長の青色が夜間はより明るく見える。(プルキンエ現象)
・赤やオレンジ、
Posted by ブクログ
ものの表面には色はついていない。よく反射する波長の光とあまり反射しない波長の光があるだけで、反射してくる光をもとに、あたかもものに色がついているように見える仕組みを目と脳が備えているのだ。
そのような色にかかわる不思議を、科学的な根拠に基づき説明する。
たとえば私が『赤』と思っている色とほかの人が思っている色は違うかもしれない。確かめるすべはないけれど…なんてことは昔っから考えてはいたけれど、ものに色はない、なんて。自然界の色はなんとなくわかるけど、人工物も?塗料とか染物とかもなの?ちょっと理解の範疇にないな。
味覚も色に左右されるというのはよくわかる。
体の色を変えるタコは色がわからないと