作品一覧

  • よわむし
    -
    1巻399円 (税込)
    「……死んでもいいや」。気を失っている時間は、きっと何分もなかった。 そのとき、その直後、数日後。性犯罪の被害者がなにを思い、なにを考え、なにをしたのか。わきあがる感情、絶望、苦悩。 写真家、アーティスト、元AV女優である大塚咲が綴った『よわむし』(双葉社刊)を、木原幸矢が漫画化。
  • よわむし
    4.0
    「死んでもいいや」“そのとき”私はそう思った。見知らぬ男にレイプされて殺される15歳。こんな結末なんだ。私の人生って――。画家、写真家、元AV女優である著者・大塚咲が綴る絶望と救いの物語。この本を手にする誰かが抱える苦しみが、癒されることを願い著者は過去の苦しみと向き合う決意をした。

ユーザーレビュー

  • よわむし

    Posted by ブクログ

    少女時代にレイプ被害にあい
    そのトラウマと戦いながら
    荒療治ともとれるような勢いで
    AV業界に飛び込み
    そして今は画家・写真家等々の芸術活動に身を置く
    著者の私小説です。

    正直、ここまで過酷な重荷を
    十代半ばの多感な少女に背負わせた
    これがもしも神の悪戯だというならば
    余りに趣味の悪い所業としか
    言いようがありません。

    しかし、著者はそれさえも
    生きていく糧にする強さをもっているのだと
    感服しました。

    著者の経歴から注目を集める部分も多いかと思われますが
    この著書
    きっと声を出せずに潜んでいる
    多くの強姦被害者の方達の
    勇気の断片になるものなのではないでしょうか?

    この本を読んで
    そう

    0
    2018年01月06日
  • よわむし

    Posted by ブクログ

    15歳の時にレイプ被害にあい、PTSDを発症。
    様々な思いからAV女優としてデビュー。
    その後、写真家や画家などの活動を続ける大塚咲さんの自叙伝。

    レイプされたことを「お母さんの精神状態が悪くなるから言わない」とたった一人で抱え込んでしまった話がなんかもう辛すぎて…。

    咲さんは全然悪くない!
    悪いのはその男だ!
    って誰かが言ってあげられれば…。

    レイプにあった女性の服装が煽情的だったからとか
    自分で誘ってたんじゃないかとか
    叫んだらよかったのに助けを求めないからとか
    そんなヒドイことを被害者に言える人って何なんだろね。

    読んでいると「なぜそっちにいく?」とか思う部分も多々あるけど、それ

    0
    2018年08月14日

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