プログラミングの教科書
かんたんC言語
改訂2版
著:大川内 隆朗
著:大原 竜男
出版社:技術評論社
本書は、C言語のバージョン C99をベースとした入門書である。C99,C11,C17,C23で現在のカレントは、C23です。(セキュリティ対策が施されている新版をご利用ください)
C言語は、アセンブラ(つまり機械語)に近い言語であり、超高速で、省メモリであるため、組込みや、OSそのものを記述している言語でもある。
C言語は、コンパイラであって、ビルド後は、そのまま実行ができるが、低級言語なだけあって、いろいろ、面倒を見てあげなければならないのが、玉にきずである。
COBOLが汎用機で...続きを読む 、事務処理を代表する言語であるのに対して、C言語は、UNIXや、Windows上で動く科学技術計算用といったイメージを未だにもっています。
実メモリを意識する配列や、文字コードを1つづつ処理するなどめんどくさい。
入出力を含めて、標準ライブラリが用意されていて、冒頭に宣言をして、そのライブラリを取り込まなければならない。
アドレス、ポインターなど原始的
変数もグローバル変数と、その関数の中でしかつかわないローカル変数とがあって、その関数の利用が終わるとさっさとページングの対象となってしまう。
目次
はじめに
本書の読み方
1章 かんたんなプログラムを作る
1-01 プログラム
1-02 C言語
1-03 プログラムの作成
1-04 コードの作成
1-05 コードの記述
1-06 プログラムの実行
2章 C言語の基本的なルール
2-01 コードの読み方
2-02 プログラムの構成
2-03 読みやすいコード
3章 変数
3-01 変数
3-02 変数の名前
3-03 変数の型
3-04 変数の宣言
3-05 変数の代入
3-06 変数の初期化
3-07 変数の値を表示
3-08 データの扱い
4章 演算子
4-01 演算子とは
4-02 四則演算
4-03 単項演算子
4-04 二項演算子
4-05 演算子の前置と後置
4-06 演算の優先順位
4-07 型変換
4-08 キャスト
5章 条件分岐
5-01 条件分け
5-02 論理式
5-03 組み合わせ条件
5-04 if文を使った処理の分岐
5-05 if-else文を使った処理の分岐
5-06 処理の単位
5-07 そのほかの条件分岐
6章 繰り返し処理
6-01 繰り返し処理を利用したプログラム
6-02 for文
6-03 while文
6-04 do-while文
6-05 break文
6-06 continue文
6-07 無限ループ
6-08 goto文
7章 関数
7-01 関数とは
7-02 関数の定義方法
7-03 関数の使用方法
7-04 引数と戻り値
7-05 キーボードからの入力
7-06 関数による処理のまとめ方
7-07 プロトタイプ宣言
7-08 変数とスコープ
7-09 変数の寿命
7-10 標準ライブラリ関数
8章 配列
8-01 配列とは
8-02 配列の宣言
8-03 値の代入と初期化
8-04 配列と繰り返し文
8-05 多次元配列
9章 文字列操作
9-01 文字と文字列
9-02 文字列と配列
9-03 文字列の表示
9-04 そのほかの文字列操作
10章 ポインタ
10-01 メモリとアドレス
10-02 ポインタという変数
10-03 アドレスの格納
10-04 ポインタから変数の値を参照する
10-05 配列とポインタ
10-06 文字列とポインタ
10-07 関数とポインタ
10-08 関数と引数
11章 ファイル入出力
11-01 ストリームの概念
11-02 入出力の書式
11-03 ファイル入出力の流れ
11-04 ファイル出力
11-05 ファイル入力
11-06 ランダム・アクセス
12章 構造体
12-01 構造体
12-02 構造体の定義と宣言
12-03 構造体変数の初期化と値の代入
12-04 構造体の名前付け
12-05 構造体の入れ子
12-06 構造体の引数
12-07 構造体と配列
13章 その他の型
13-01 共用体
13-02 共用体の利用
13-03 構造体と共用体
13-04 列挙体
14章 プリプロセッサ
14-01 プリプロセッサ
14-02 マクロの定義
14-03 マクロの有効な利用法
14-04 条件付きコンパイル
15章 実践的なプログラミング
15-01 うるう年判定プログラム
15-02 住所録関数
付録 C言語の開発環境の構築
A Microsoft Visual Studio Community 2017での環境構築
B MinGWにおけるC言語の開発環境の構築と実行
C LinuxにおけるC言語の開発環境の構築と実行
D MacにおけるC言語の開発環境の構築と実行
E VS Communityにおけるブレークポイントの利用
F Xcodeにおけるブレークポイントの利用
章末復習問題解答
索引
ISBN:9784774191805
判型:A5
ページ数:624ページ
定価:2700円(本体)
2010年05月25日初版第1刷発行
2017年02月15日初版第4刷発行
2017年10月09日2版第1刷発行
2019年03月08日2版第2刷発行