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  • 巨大地震はなぜ連鎖するのか 活断層と日本列島
    5.0
    1巻726円 (税込)
    2016年4月、熊本県及び九州一帯を襲った熊本地震は、地下にひそむ活断層がずれ動いたことで起きた。西南日本では、この年ほど内陸地震と火山活動が活発化しており、この状況は南海トラフ巨大地震までおさまらないと考えられる。日本列島に活断層が多い理由、列島が形成されたメカニズムをひもときながら、「プレートの交差点」に位置する日本列島の将来を専門家が易しく解説する。 今後の地震に備えて、知っておくべき基礎知識を多数掲載! ・ 熊本地震は想定内だった ・ 日本列島が過去に受けた古傷、それが活断層 ・ 活断層は日本国内で約2000見つかっている ・ プレートの沈み込みが内陸地震を引き起こす ・ 内陸地震の活発化が意味することとは? ・ 南海トラフ巨大地震の災害群にどう備えるか

ユーザーレビュー

  • 巨大地震はなぜ連鎖するのか 活断層と日本列島

    Posted by ブクログ

    ■大陸を構成するプレートと海底下にある海洋プレートは,その構成岩石が非常に異なる。
    ■マントルが上昇してくる海嶺で生み出された海洋プレートは,マグネシウムや鉄に富んだ岩石で二酸化ケイ素を主とする大陸プレートより密度が高いため,海洋プレートは沈み込みやすく,数十億年の年代を有する大陸プレートに比べ,最も古いものでも1億数千万年前のものしか現在の海底には残っていない。
    ■硬い岩盤でできたプレートの下(マントルの一部)には,アセノスフェアと呼ばれる層がある。この領域は粘性を備えており,プレートに比べて軟らかくそれぞれのプレートはこの柔ら内装の上に乗って動いている。
    ■プレートとプレートの境界は「発散

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    2016年08月06日

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