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ユーザーレビュー

  • 黒田清 記者魂は死なず

    Posted by ブクログ

    数日前、新聞の書籍広告で、長らく絶版だった本田靖春『私戦』が
    版元を替えて発行されているのを知った。

    しかし、哀しいかな。ここは埼玉県。新聞に広告が出たからといって
    早速新刊書店に行っても置いていないことがほとんど。

    ところが昨日である。期待もしないで立ち寄った新刊書店で文庫棚を
    見る。あ、あるっ!『私戦』があるではないかっ!

    読売新聞在籍当時、「東の本田、西の黒田」と並び称されたふたりである。
    黒田氏の評伝を読んでいた縁なのか。黒田氏が私を書店に誘ってくれた
    のか。普段は「偶然」で片づけちゃうんだけれど、今回はなんとなく
    不思議な気持がしたぞ。

    さて、本書である。大阪読売の社会部で「

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    2017年08月17日
  • 黒田清 記者魂は死なず

    Posted by ブクログ

    「文章は息をするように書く」。これは黒田清が生涯貫いたスタイルだった。有須氏が最後に「わかった気がする」という言葉のように、読み進めるうちに自然と息が合っていくようだった。まるで一つ一つが呼吸するように黒田清という人物に魅了されてしまった。格好いい、という言葉では表現できない程格好いい。この一言に尽きると思う。久しぶりにワクワクした。

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    2012年02月10日

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