作品一覧

  • ロジャー・フェデラー伝
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    テニス史上最高のプレーヤーは誰だ? コート脇やバーなどで語り合う人々も多いだろう。 ボルグ? マッケンロー? エドバーグ? サンプラス? この手の話は時間が経つのを忘れて盛り上がる。 いわゆる“ビッグ4”、ジョコビッチ、マレー、ナダル、フェデラーが世界のテニス界の頂点に君臨して久しい。彼らは史上最強と言われるだけでなく、コートの外でも素晴らしい人間として高く評価されている。 特にフェデラーは伝統と格式を重んじるウィンブルドンに最もふさわしいテニスプレーヤーとして、世界中の多くのファンの心を掴んで離さない。 テニスマニアならご存知だろうが、フェデラーも若い頃は試合中にラケットを投げたり、暴言を吐いたりと、やんちゃな少年だった。 そこからいくつかのきっかけを経て、テニス界を良くしたいと考えるようになり、意識を変え、態度を変え、人格者に進化していった様子が本書には書かれている。 そして伝説となった数々の試合、そしてその舞台裏の描写も、ファンにはたまらない。 そう遠くない将来、フェデラーにも引退を迎える時が来るだろう。テニス界以外でも大きな影響力を与え続け、また新たな顔を見せてくれるであろうこのスーパースターから、今後も目が離せない。
  • ノバク・ジョコビッチ伝
    3.5
    1巻1,881円 (税込)
    世界No.1のテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチがどのような家庭に生まれ、どのような環境で育ち、どのような人々と関わりながら、どういう成長を遂げてきたかを克明に解説。特に、5歳のジョコビッチの才能をすぐに見抜き、テニスだけでなく、詩や音楽、他言語も教え、人間として大きく成長させたセルビアの元プロテニスプレーヤーのエレナ・ゲンチッチという最初のコーチのことは、綿密な取材を通して詳しく描かれています。いつも練習開始時間より早くコートへ行って入念に準備をしていた様子や、NATO軍の空爆が続いた時期も転々としながら練習を続けたこと、コーチの指導をスポンジのように吸収していったというジョコビッチの幼少期や少年時代の様子もよくわかります。さらに、過激な父親のことや父との関係、突然クビにされたコーチたちの言葉、鋭い観察眼による他選手のものまね、昔からフェデラーやナダルより長く生き残ることを目指して周到に準備してきたこと、主な試合の振り返りなどを通して、ジョコビッチの全体像を浮かび上がらせていて、客観的な視点から彼を知ることもできます。単なる世界No.1のテニスプレーヤーとしてだけなく、新生国セルビアの親善大使として大きな役割を果たしているジョコビッチという人物を、様々な角度から描写。ユニクロの子どもたちの夢を育てるプログラムや自身の慈善事業にも積極的に取り組んでいます。愛国心が強く、頭もキレるジョコビッチは、これからも世界から注目される人物であることは間違いなく、セルビアを代表する存在として、引退後も様々な分野で活躍が期待されていることがよくわかる一冊です!

ユーザーレビュー

  • ロジャー・フェデラー伝

    Posted by ブクログ

    読みやすい本です。チャンピオンになるまでが、面白い。ところどころに、ユーモアがあり、楽しく読める。
    p189
    誤:大会で優勝することできた。
    正:大会で優勝することができた。
    p190
    誤:笑いことではない
    正:笑いごとではない
    p233
    誤:ハードコートよりいクレーコートでは有効だった。
    正:ハードコートよりもクレーコートで有効だった。
    p311
    誤:その時同じ部屋いた人物から、
    正:その時同じ部屋にいた人物から

    0
    2017年05月09日
  • ノバク・ジョコビッチ伝

    Posted by ブクログ

    錦織選手の活躍は最近はニュースでもよく取り上げられています。しかし、今の男子ツアーでは圧倒的な1強とも言える存在がジョコビッチです。ちょっとテニスに興味がある人でジョコビッチの試合ぶりをテレビで観たことがある人なら、ちょっと信じられないレベルのプレーをしていることはよくご存じだと思います。
    そのジョコビッチの子供のころからの生い立ちを追ったノンフィクションです。子供のころのコーチがイワニセビッチとモニカ・セレシュのコーチだった人で、よく3人で練習していたとか、今の錦織選手と同じようにランキング一桁の時代に、当時2強と言われたフェデラー、ナダルに勝てず、さらに体質の問題で頻繁に試合を棄権せざるを

    0
    2016年06月18日
  • ノバク・ジョコビッチ伝

    Posted by ブクログ

    ノバクジョコビッチの半生を描いたもの。自伝ではないため、本人の本当の気持ちはわからないが、幼少時から意思の強さはあったようだ。棄権が多かった記憶はあまりなかった。当時のユーゴスラビアの危険な情勢や父親の成功へのなりふりかまわない姿勢などは日本人からは考えられない部分が多い

    0
    2016年08月11日

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