作品一覧

  • フライ・フィッシング 英国式釣り師の心得
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    「私に専門家になろうという野心があるとしたら、釣りの楽しみについての専門家になりたい」 「自分の時間を獲物の状態に合わせる自由こそが喜び」(本文より) 人生を、仕事・休養・リクリエイションから成ると捉え、 何ものにも妨げられない時間の価値を著者は説く。 釣ることの技術と共に、その喜びを読者と分かち合い。 「良き余暇のありよう」を伝える味わい深い名随筆。 新たに原書の挿絵を収録して復刊。
  • 釣り六十年
    -
    西園寺公望の孫、参議院議員、スパイ…様々な顔を持っていた西園寺公一(さいおんじ・きんかず)の“釣り一代記”。 総理大臣・西園寺公望の孫、公爵、参議院議員、民間大使、スパイ(ゾルゲ事件で禁固1年6ヵ月・執行猶予2年)・・様々な顔を持っていた西園寺公一(1906年11月~1993年4月)の“釣り一代記”とでもいうべき作品。 英国オックスフォード大学留学中に腕を磨いた西洋毛鈎釣り(フライフィッシング)の話、12年間暮らした中国での草魚釣りや青魚釣りの話、オーストリア・ウィーンに3年間滞在している間にヨーロッパ各地で鱒やグレイリングを釣った話、そして日本でのクロダイ釣りやメジナ釣りの話などなど、釣りを覚えた13、14歳の頃から70歳過ぎまでの60年間の釣りの思い出が記されている。初版は1974年7月(二見書房刊)。釣り歴50年の記念に書いた『釣魚迷』(岩波新書1966年刊)に、それから10年余の釣り歴を書き足してまとめた作品である。

ユーザーレビュー

  • フライ・フィッシング 英国式釣り師の心得

    Posted by ブクログ

    釣りは未経験だけど興味があったので購入。
    未経験な上に100年以上前に出版された海外の本なので、文中に書かれている釣りの技法が現代の日本で通用するか私には分からないけど、それよりも筆者が心から釣りや田舎の風景を楽しんでいる様子が伝わってくるのがよかった。
    私の脳内にもイギリスの田舎にある川や海の入江、風や水の音、日差しなんかが浮かんできて、釣りを知らない人間でも十分に楽しめた。
    釣りの方法を指南する本というよりかは釣りや田舎の素晴らしさを伝える本という印象を受けた。
    中でも彼が子どもの時の経験を書いた部分は全く知らない生活なのにどこか懐かしさを感じて好きだった。

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    2025年03月03日

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