キャシー・アンズワースの作品一覧

「キャシー・アンズワース」の「埋葬された夏」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 埋葬された夏
    4.3
    1巻1,425円 (税込)
    1984年6月。16歳の少女コリーンは殺人容疑で逮捕される。イギリスの海辺の町アーネマスの異分子だった彼女は、有罪となり治療施設に収容された。そして20年後、進歩した科学技術が当時の証拠品から未知の人物のDNAを検出し、勅撰弁護人が再審を求めて動きだす。調査を依頼された私立探偵が町を訪れ、かつての関係者たちと会うことで甦る日々。悲劇に至るまでの1年ほどのあいだに何があったのか――現在と過去が交錯する構成が読者に投げかける、被害者捜しの趣向と衝撃の真相――そして鮮烈な幕切れ。感嘆をもたらす傑作英国ミステリ。/解説=霜月蒼

ユーザーレビュー

  • 埋葬された夏

    Posted by ブクログ

     1980年代に一つの事件があり、ある少女が犯人として罪に問われた。
     2000年代に、事件現場の再調査を行った結果、少女以外の遺伝子が検出された。

     主人公は元警官の探偵。
     かつて少女だった被疑者の無罪の証拠を見つけるため、イギリスのとある地方都市に行く。
     探偵の調査が進む現在と、事件の起きた過去が交互に進み、隠されていた真実が明らかに……。

     と、あらすじだけ説明すると、あまり面白くなさそうだが、最初の10ページまで行く前に分かる。コレ面白い本だと。
     しかしながら欠点もある、過去と現在で登場人物がたくさん出てくるので、あれ難しい?ってなる。
     でも大丈夫。分からないまま読み進めて

    0
    2016年08月02日
  • 埋葬された夏

    Posted by ブクログ

    登場人物が多くて、年代もコロコロ切り替わるので、慣れないとわかりづらい。慣れたら、とっても面白かった。

    0
    2018年05月07日
  • 埋葬された夏

    Posted by ブクログ

    イギリスらしさが ふんだんにでた一冊だった。過去と現在が交互に語られ 誰が被害者だったのか謎のまま進む。最初の方は少しまどろっこしいが徐々に引き込まれていく。心理描写やイギリスの田舎の雰囲気など とても上手いと感じるし好きなのだが もう少し 余分な部分をそぎ落とし すっきりした文章にした方がいいような気がする。コーリーンについては もっと深く書き込んで欲しかった。

    0
    2016年08月29日

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