作品一覧

  • 禅心の光芒
    -
    1巻1,430円 (税込)
    「仏心宗」を標榜するわが禅宗は、祖師たちがそれぞれ自ら辛苦して得た仏心 の内容を、仏祖の経典や語録を用いながら他者に伝えてきた“言動の集大成” である。そこにはいわゆる特定の固着した教義というものはない。それはいず れも祖師たちの自由闊達で深い禅心が、今も周囲の世間に向かって迸り出る光 芒の記録なのである。

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  • 日本人のこころの言葉 一休
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    室町時代の乱世に生きた禅僧・一休宗純とは何者か、その実像を明らかにすることは困難である。当時の虚栄と名利に流れた仏教界の改革を目指す一方、風狂ともいえる奇抜な言動に明け暮れた生涯は多くの謎につつまれているからだ。本書は、法語、道歌などから一休の本音を探るとともに、当時それがどのように受け取られ、現在はどのように解釈されているかに言及しながら、奇行の仮面に隠された真の一休像を追求する。
  • 禅語を読む
    -
    1巻1,584円 (税込)
    達磨『二入四行論』をはじめ日中禅宗史を飾る三八の語録と西田幾多郎ら禅の哲学者の言葉を紹介。坐禅を通して仏になろうとした僧たちの生涯と固有の禅風を愉しみ、一五〇〇年の禅の思想を一望する。禅入門の決定版!
  • 夢中問答入門 禅のこころを読む
    4.0
    救いとは。慈悲とは。禅僧・夢窓疎石が足利尊氏の弟・直義の93の問いに答えた禅の最高傑作『夢中問答』。その核心の教えを抽出し、原文と平易な現代語訳で読みとく。臨済禅の学僧による、日常禅への招待。
  • 一休さんの般若心経(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 一休宗純禅師は、童話や漫画の「一休さん」として知られています。しかし、歴史上に実在した「ほんとうの一休さん」の姿も、一休さんが『般若心経』の解説書を残していたことも、意外と知られていません。本書はその解説書として伝えられている『般若心経提唱』『般若心経仮名抄』『般若心経抄図会』をもとに、解釈を現代語訳。一休禅師が説く『般若心経』の心を、一節ごとにやさしい言葉で現代に伝える初めての本です。本文をイメージした、穏やかな野仏の写真と、一休禅師作の道歌も合わせて掲載しました。ページをめくるたび、しっかりと心の中に刻まれてゆく一冊です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 生きる力が湧いてくる! 仏のことば 一日一話
    -
    1巻1,100円 (税込)
    仏陀が弟子の質問にやさしく答えた「仏教経典」五千四十余巻。その内容は単純にして明解です。存在は縁によって成り立っている(縁起)、存在するものには実体がない(諸法無我)、すべてのものは変化して止まない(諸行無常)、そういう事実に無知(無明)であると、すべてが苦しみになる(一切皆苦)。だから早く無明から覚めて智慧(正見)を開くことだ――ただそれだけです。本書は、その中から、珠玉のことば365句を厳選し、禅僧で宗教哲学者でもある著者が、噛み砕いてエッセー風に解説し、一、人間存在の苦悩。二、苦悩克服の方法。三、苦悩から解脱した世界の有り様。四、生けるものたちの共存、という四つの視点から考えている。抽出した句は、いずれも筆者による短縮ですが、仏陀の深い慈悲のことばは、人生を考え、生きる勇気をあたえてくれる。

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  • 日本人のこころの言葉 一休

    Posted by ブクログ

    ここんとこ、
    思考する能力が
    ざる、の様になってきた。

    (しかも、かなり荒い網目の)

    ちょっとでも話がややこしくなると
    (ありゃ。今の話理解できなかった…)
    と、
    頭を掻き毟るハメになってしまう。

    と、すると。

    このざる頭にするり、するりと入ってきては
    どん、と居座り、逃げていかない
    一休さんの話はかなりのデカさだ。

    >釈迦という
    いたずらものが世に出でて
    多くの人を
    迷わするかな。

    …て、
    救いを求めて、皆が手を合わせる釈迦の事を
    こんなふうに歌ってしまうとは。

    自由奔放、
    人の心を捉えては離さぬ。

    この偉大な破戒僧には、どうしようもなく憧れてしまうのだ。

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    2014年08月06日
  • 一休さんの般若心経(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    敬愛してやまない、一休宗純の目線で般若心経を説いた、とてもすがすがしい入門書です。一休さんの遺した「一休和尚法語」
    「一休道歌」「一休骸骨」や「一休蜷川狂歌問答集」や「水鏡」の言葉を使って般若心経を説いていく、またエピソードもたくさん書かれていて 一休さんを知るにはとても良い。
    また、佐藤健三氏の撮る野仏も愛らしい

    0
    2009年10月04日
  • 夢中問答入門 禅のこころを読む

    Posted by ブクログ

    京都の天竜寺や西芳寺(苔寺)などを作庭した禅の名僧「夢窓国師」の『夢中問答』の神髄について、分かりやすく解説した臨済宗の住職にして宗教学者の講演録。

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    2023年10月05日
  • 夢中問答入門 禅のこころを読む

    Posted by ブクログ

    現代語訳は分かりやすく、解説は要点をかいつまんでおり、まさに入門書だと思う。

    足利直義の質問は素直な疑問をぶつけているものが多く、対して国師の回答は分かりにくいものが多い。修行者が悟りを開くことから始まった仏教は、一般人も救える大乗に展開した。そのことで生じた矛盾が話の分かりにくさに表れているのではないかと思った。その意味で大乗仏教について考えるヒントになる一冊だと思う。

    0
    2022年07月26日
  • 日本人のこころの言葉 一休

    Posted by ブクログ

    一休宗純の言葉を解説されています。

    解釈が難しいものをわかりやすく書かれていて為になります。
    また、有名なものから浄土的なものまで幅広く掲載されていますし、巻末には一休宗純の生涯の歴史の章もあり、難しすぎず、簡単すぎず、一休宗純を知る入門書としてとても良いです。

    0
    2019年10月27日

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