西川照子の作品一覧
「西川照子」の「京都異界紀行」「金太郎の母を探ねて 母子をめぐる日本のカタリ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「西川照子」の「京都異界紀行」「金太郎の母を探ねて 母子をめぐる日本のカタリ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「永い歴史」を有するような街に関しては、様々な切り口で色々な話題を展開し得るというものであろう。
現在の時点で「これはこういう場所」と伝えられ、話題になっているというような場所でも、「実は古い起こりを詳しく見ると…」というような例…京都にはそういう場所が随分と多く在るようだ…本書で取り上げるのは、主にそういう「実は…」というモノである。
“京風”とでも言うような、「都の雅」とか「歴史が深い」、「好き伝統」という“表層的イメージ”に捕われずに色々と論じようとしているのが本書だ。それだけで興味深かった。
京都に在っては「崇徳院の怨霊」というモノが、「祟りを怖れられ、やがて祀られ」ということになった
Posted by ブクログ
京都におわします、数多の神仏…その縁起とともに、なぜ神仏が神仏たりうるのかを説明する。
京都の地理には明るくないが、著者とともに、各人物にお参りしているような気分になれる。
しかし、少し独特な雰囲気を持つ語り口が、私には少し苦手だった。
東京と京都の雰囲気の違いは面白い。
例えば東京都特別区内であっても、神社仏閣が多い場所はあるし、有名なところもあるが、あまり、寺社に対して、さん付けをするようなことはしない。
例えば、東京では日枝神社のようにナントカ神社、東京大神宮ならそのままの名称で呼ぶが、京都では安井金比羅宮を金比羅さんというように。
また、祭られる仏神が、もとは怨霊で、それを鎮めるため