上明戸聡の作品一覧
「上明戸聡」の「改訂版 日本ボロ宿紀行――懐かしの人情宿が“旅心”を刺激する」「日本ボロ宿紀行」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
この本が出版されると聞いたとき、正直「やられた!」という気持ちがしました。それぐらい僕にとっては「ツボ」にはいる本でしたね。こういう宿こそが本当に僕が泊まってみたいところです。
僕がこの本の元ネタとなったブログの存在を知るきっかけになったのはいつも行っている「東京DEEP案内」という「お好きな方にはたまらない」サイトの中にブックマークされていたのでなんじゃらほいといってこのサイトに行ってみたのがきっかけでした。「ボロ宿」と呼ばれるひなびた感じの宿の外観および内装の豊富な写真と、筆者独特のこだわりが出ていて、とても好感が持てたことを覚えています。それがライブドアのブログ奨学金の対象となり、こうして書籍化されるようになり、うれしいのが半分。そして、彼は僕と大体同じ時期にブログを始めたという記述を見て、複雑な気持ちになったというのが半分でしたね。
でも、内容は文句なしに僕の「ツボ」に入ってきて、全編を通して楽しく拝読できました。僕もこういった宿にはここに掲載されてあるものではありませんが、2・3箇所泊まったことがあり、もし一人で泊まるのだったらこういうところがいいなと、感慨を深めた次第でございました。このブログを作るために作者はどれだけのコストをかけて作ったんだろうと考えると、書籍化しても元は取れないのではなかろうかと読んでいてそんなことを老婆心から考えてしまいました。まぁでも、個人の趣味志向ですから僕がとやかく言うことではないんですけどね。
ここに掲載されている宿の多くは今ではそんなに見向きはされないのかもしれませんが、作者同様、僕も大変好きなので、できることならば、こういうところに常伯できるような経済力と時間がまたできたときに、この本をデイバックに忍ばせて、こういう宿をさ迷い歩いてみたく思っています。そして、筆者も言っていますが、こういうところで出される食事は、ボリュームがあって安くておいしいものが多いので、そういうものに出会うことも、楽しみの一つになると思います。