作品一覧

  • ニホンカモシカのパール(たくさんのふしぎ2025年11月号)
    5.0
    1巻809円 (税込)
    ニホンカモシカは険しい山でくらし、他の動物が通れないような急な崖も、上ったりおりたりすることができます。著者前川さんは、20年以上にわたって青森県の山に通い、その姿を撮影してきました。そして出会ったカモシカの子をパールと名づけます。やがてパールは子を産みますが、暑い夏や雪深い冬を超えて、子育てはうまくいくのでしょうか。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

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ユーザーレビュー

  • ニホンカモシカのパール(たくさんのふしぎ2025年11月号)

    Posted by ブクログ

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    1.感想 
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    今年は北海道で野生の鹿やキタキツネに出会う機会があり、自然の動物たちを間近に感じる年でしたが、ニホンカモシカにはまだ出会ったことがないです。会いに行こうと思ったこともないですし…

    本書を読んだことで、その希少な動物の姿や暮らしぶりを知り、より興味が深まりました。

    近年訪れていなかった青森県にも行きたくなり、とくに脇野沢を訪れてニホンカモシカに出会ってみたいという新しい夢が生まれました。写真を通して伝わる野生動物の厳しい生活にも心を動かされ、自然の中で生きる命の強さと儚さを感じる作品でした。

    熊さんも悪いイメージば

    0
    2025年11月22日
  • ニホンカモシカのパール(たくさんのふしぎ2025年11月号)

    Posted by ブクログ

    青森県にある脇野沢で出会ったカモシカのパール。動物写真家の前川氏が、同個体を何年にもわたって密着したドキュメンタリーのような一冊だ。
    まずとても写真が良い。野生のニホンカモシカの生態を一枚一枚の写真がよく表している。緊張感があって、適度な距離を取ろうとしているのに警戒感からくる真っ直ぐに見つめる正面顔。動物園だけであるがよくニホンカモシカを見る自分にとって、優れた写真の数々に目を奪われた。
    パールは雌のカモシカだ。何度も子どもを産み、育て、生き延びる。しかし産んだ子どもはそうはいかない。前川氏が何度も彼女に逢えたのは奇跡に近い偶然なのだ。
    前川氏はパールを撮り続ける。なかよくなれたらどんなにい

    0
    2025年11月16日

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