マイケル パンクの作品一覧
「マイケル パンク」の「レヴェナント 蘇えりし者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マイケル パンク」の「レヴェナント 蘇えりし者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本でいえば江戸時代末期くらい、アメリカの奥地で熊に襲われて仲間にも見捨てられた冒険家が、一人で未開の地で生き延びようとする、まさにサバイバルゲーム。モデルとなった人物や事件はあるものの、ノンフィクションというわけではないとのこと。ただその描写の迫力はすごい。過酷な環境で大けがをして、周りには敵がたくさんという極限状況での厳しい感じが伝わってくる。裏切った仲間に対する復讐劇ということで、巌窟王のような物語かと思ったが、そのような描写はあまり多くはなくて、厳しい環境を生き抜こうというアクション小説だった。読みごたえがあってよい小説だった。映画化もされているようだが、ただ映像で見るとあまりに痛々
Posted by ブクログ
Twitterで映画の予告編してましたね。1820年初頭のアメリカがいかに未開拓の地で原住民と動物の国だったかがよくわかる。スペイン人、フランス人、イギリス人などヨ-ロッパからあらゆる国から入植してきたんだね。開拓の歴史から見ると銃とかナイフとかが必需品なわけで現在につながっていて、肉食人の感覚は日本人の感覚じゃ解らないところがある。殺るか殺られるかのところで生きていたわけだ。これぐらいWildなことはない。肉を食べて蘇るところが圧巻だった。河の上流がどうなっているのか地図さえない大陸だったんだね。命がいくらあっても足らない感じで自分だったら生きてゆけない世界。
Posted by ブクログ
映画を先に観てから、原作を読んだ。
映画と小説では復讐の動機が異なり、主人公のヒュー・グラスのインディアンとの関わり方も少し違うように思った。結末も違う。
作中で一体何人死んだんだろう。
当時の毛皮取引におけるインディアンとの関係性や自然の脅威を厳しく描いている。
全編に流れる緊迫感は、主人公の感情や行動を追体験させてくれる。が、さすがに不死身すぎるとは思った。
最後の銃のエピソードで、私自身がかなり怒りを抱いたまま、物語の結末を迎えてしまった。
あの穏やかな最後にあまり納得できないまま読み終わってしまったのは残念。
本編とは別に作者あとがきで登場人物の史実としてのその後が書いてあるが、