『「他人の日常」はこんなにもささやかで、こんなにも劇的』
こちらは2013年6月~2016年3月「赤崎水曜日郵便局」に実際に届いた手紙。全国各地から届く「水曜日の物語」。
この企画をもとにして生まれた森沢明夫著「水曜日の手紙」を読んで手に取った1冊。
毎日少しずつ読み進めていました。
8歳~91歳
...続きを読むまでが綴った数々の手紙のほんの一部。
見開き右ページに直筆の手紙コピー。そして左側に読みやすく印字された本文。
日本のどこかで自分と似たような思いをしてる人がいて、全然違う環境で暮らしている人もいて、数えきれないほどの他人の日常がある。
正直、何の関係もない誰かのなんてことない手紙がこんなに心にじわりと沁みるなんて予想外。
知らない誰かだから話せる。本音の言葉が綴られているから感じ入るものがあるんでしょうか。
「手書きの手紙」から感じられる“温もり”や“味わい”を久しぶりに感じました。
やっぱり良いものですね。「手書きの手紙」ならではの温もりや、便箋を選ぶ楽しみ、封を開ける楽しみなども久しぶりに思い出しました。