松尾大の作品一覧 「松尾大」の「〈序文〉の戦略 文学作品をめぐる攻防」「美学」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 値引きあり 美学 3.5 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,617円 (税込) 「美学(aesthetica)」という概念を創始し、後世に決定的な影響を与えた西洋の古典、待望の全訳。ライプニッツとクリスティアン・ヴォルフの影響のもと、フランクフルト大学で行われた講義を基にしてラテン語で書かれた本書は、人間の認識を「悟性的認識」と「感性的認識」に分け、後者を扱うのが「美について考察する学」、すなわち「美学」だと明言した。あらゆる美学(エステティック)は、ここから生まれた。 試し読み フォロー 〈序文〉の戦略 文学作品をめぐる攻防 - 小説 / 海外文学 1巻2,145円 (税込) 文学作品が刊行されたあと非難や攻撃や異議を受けるというのは今日でも目にする光景です。学術的な論文や書籍でも、文学作品でも、盗用の疑惑をもたれたり、実際に告発されたりすることは決して稀ではありません。そういうとき、後ろめたさゆえに無言を貫く著者もいるでしょう。告発はあたらないと思いつつ、言い訳をしないのが美徳だと考えて、あえて反論しないケースもあるでしょう。その一方で、批判は間違っていると確信して反論する著者ももちろんいます。 こうした光景はめずらしくないだけに、あらかじめ弁明や正当化、謝罪や説明を表明する著者がいることにも不思議はありません。本書は「序文」に注目して、作家たちが序文でいかなる戦略を展開しているのかを紹介しつつ、個々の戦略を分類しつつ説明していきます。すでに起きているものであれ、まだ起きていないものであれ、攻撃に対する防御のために利用される戦場が序文であり、そこには文学者たちが編み出した戦略と戦術があるのです。 目次を見ていただければお分かりのように、想定されている「攻撃」は実に多種多様であり、それに応じて「防御」の戦術も多種多様です。西洋古典から近代文学に至るヨーロッパ文学に造詣が深いだけでなく、修辞理論にも通じた著者が、渉猟した膨大な作品から実例を選りすぐりました。そこで繰り広げられている作家たちの戦いの場に、本書で立ち会ってください。文学作品を読んでいる時には見過ごしてしまう巧妙なテクニックの数々を目撃し、驚愕すること、請け合いです。 [本書の内容] 第I部 序文の防御戦略を記述するさまざまな理論 第1章 伝統レトリック 第2章 メタ談話 第3章 ポリフォニー 第4章 読 者 第5章 言語行為 第6章 ポライトネス 第II部 攻撃側のさまざまな訴因 第7章 涜 神 第8章 猥 褻 第9章 剽 窃 第10章 背徳と反体制 第11章 性別や人種に関する規範に違反 第12章 有害無益 第13章 虚偽と実在指示 第14章 ジャンルの規則に違反 第15章 悪 文 第16章 不出来 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 松尾大の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 美学 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 美学という語の起源とされる著作として必読である。ただし非常に分量が多く、分析哲学に慣れていない読者には難解であろう。ライプニッツやヴォルフの影響、さらにカント美学への影響を踏まえることで、ある程度見通しが立つだろう。 0 2025年11月09日 美学 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ いや、74ページとかで断念 資料的価値以上のものを読み取れず。 当時、感性の学を目指したという旗揚げに価値を感じるものの、今日、どこまで読むべき価値があるんだろう? 少なくとも今は見出せないので、取り敢えず次へ。 すんません。 0 2020年08月12日